Date:2018/03/21 (Wed)
会員各位
『実験社会心理学研究』論文早期公開のお知らせ
以下の論文がJ-STAGEで早期公開されました.是非ご一読下さい.
宮前 良平, 渥美 公秀
被災写真による「語りえないこと」の恢復
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjesp/advpub/0/advpub_1711/_article/-char/ja/
今後も受理論文は速やかに早期公開するようにいたします.
良質な論文のご投稿をお待ちしております.
Date:2018/03/14 (Wed)
日本 グループ・ダイナミックス学会会員のみなさま
唐沢かおり@東大です。
下記のとおり京都大学において実験哲学のポスドクの公募が開始されましたので
ご案内申し上げます。
https://jrecin.jst.go.jp/seek/SeekJorDetail?fn=3&id=D118030482&ln_jor=1
実験哲学のプロジェクトですが、実験や調査に関するスキルが要求されますので、
社会心理学を専門とする方も、有力な候補となります。
プロジェクトの概要につきましては下記のURLをご参照ください。
https://www.geographyofphilosophy.com/
ご不明の点がございましたら、上記公募案内に記載されている出口、
または唐沢までご遠慮なくお問い合わせ下さい。
よろしくお願い申し上げます。
Date:2018/03/13 (Tue)
みなさま、第3回チームサイエンスの科学の日本推進を考えるハテナソンの
開催要領を送付致します。
複雑な科学的社会的要請に応えて、学問分野や社会セクターを超える
協働による知識生産の促進に問題関心持つ方、是非ご参加ください。
記
日時:2018年3月27日(火) 13時30分〜18時00分(13:00から入場可・前半のみまたは後半のみの参加が可能です)
(前半)13:30〜15:50 ハテナソン(課題抽出)/15:50〜17:20 アイディアソン(行動計画策定)
(後半)17:20〜18:00 未来展望・予測
場所:京都大学付属図書館のラーニングコモンズ(入場受付手続きあり)http://www.kulib.kyoto-u.ac.jp/map/12008
プログラム:http://ha-te-na-thon.hatenablog.jp/entry/2018/03/08/080322
お申込フォーム:https://form.jst.go.jp/enquetes/SciTS_hatenathon_20180327
申込期限:2018年3月26日(月)(当日参加可能)
タイムテーブル
(ハテナソン)13:30−15:50 ファシリテーター:佐藤 賢一(ハテナソン共創ラボ)
13:30-13:35 開会挨拶 宮野 公樹 京都大学学際融合教育研究推進センター(Cpier)
主旨説明 王 戈 チームサイエンスコモンズ(TSC)
13:35-15:50 ウォーミングアップ
13:50-14:25 インプットトーク 「チームサイエンスの科学とは」 王 戈(TSC)
14:25-14:30 休憩
14:30-15:50 質問だし
(アイディアソン)15:50−17:20 ファシリテーター:佐藤 賢一
17:10-17:20 休憩
(未来展望・予測)17:20-18:00 司会:宮野 公樹
SciTSの日本推進の未来を語るアワー
登壇者:大澤 剛士(農研機構 農業環境変動研究センター AFFRC)・王 戈・佐藤 賢一
参加費:無料
参加者の心得:
*予備知識はいりません。
*参加者全員を「さん」づけで呼びましょう。
*質問をたくさん出しましょう。
*お互いのアイディアに便乗しましょう。
*お申込は早めにしましょう。
開催趣旨:
チームサイエンスの科学(Science of Team Science (SciTS))は、
複雑な社会的・科学的要請に応えるため、異なる学問分野やセクターを
巻き込んでチームで進められる研究活動を解明促進する教育研究実践分野
であります。2006年に、公共衛生や環境・持続発展などの分野を中心に、
アメリカで発展してきました。
「ハテナソン」とは、課題の解決を言語化・可視化するアイディアソン、
解決策を実現・実装するハッカソンの前段階に位置づけられ、課題の探索・
発見や特定を主目的とするワークショップです。
アメリカでの取り組みが先行している「チームサイエンスの科学」とは
どのような学術分野であるのかについて学び、その日本での推進・振興について
質問を創るワークショップ(ハテナソン)とパネルディスカッションの形式で
意見交換をおこないます。ご関心のある方は、質問を創り、一緒に考えてみせんか?
参考資料:
*第1回SciTS×ハテナソンの開催報告はこちらをご参照さください:https://www.jstage.jst.go.jp/article/johokanri/60/11/60_824/_pdf/-char/ja
*第2回SciTS×ハテナソンから得られた大事な質問リストはこちらをご参照ください:https://researchmap.jp/mubfas5u2-2227140/#_2227140
「第3回SciTS×ハテナソン」に関するお問い合わせ先
(国研)科学技術振興機構・社会技術研究開発センター 王(ge.wang@jst.go.jp)
「SciTS×ハテナソン」の今後の企画・共催ご希望などに関するお問い合わせ先
王(ge.wang@jst.go.jp);(任意団体)チームサイエンスコモンズ(Team Science Commons/TSC)teamsciencecommons.office@gmail.com
Date:2018/03/10 (Sat)
この度、大妻女子大学文学部コミュニケーション文化学科では専任教員
(准教授または専任講師、担当領域:社会心理学)1名を公募いたします。
つきましては、貴学会関係者にご周知下さいますようお願い申し上げます。
公募期間は、以下に記載の通りです。
■准教授または専任講師1名:平成30年5月7日(月)必着
詳細につきましては、下記ページをご参照下さい。
http://www.otsuma.ac.jp/pdf/recruits/bun-requirement-20180309.pdf
Date:2018/03/03 (Sat)
会員各位
『実験社会心理学研究』第57巻2号電子版がJ-STAGEで刊行されました.すべての論文が早期公開されていたものです.
https://www.jstage.jst.go.jp/browse/jjesp/57/2/_contents/-char/ja
論文一覧
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タイトル : 「Xがない,YがXです」 −疎外論から見た地域活性化戦略−
著者 : 矢守 克也,李 旉マ
DOI : https://doi.org/10.2130/jjesp.1712
タイトル : 教室における私語の頻度と規範意識・行動基準の関連:個人レベルおよび集団レベルの影響に着目して
著者 : 出口 拓彦
DOI : https://doi.org/10.2130/jjesp.1705
タイトル : 検索容易性効果のメカニズム:認知負荷と認知欲求の影響
著者 : 織田 涼,服部 雅史,八木 保樹
DOI : https://doi.org/10.2130/jjesp.1611
タイトル : 対人認知場面での自発的推論を規定する要因:解釈レベル理論に基づく検討
著者 : 谷口 友梨,池上 知子
DOI : https://doi.org/10.2130/jjesp.1609
タイトル : 東日本大震災後の節電行動の規定因の検討−記述的規範の影響に着目して−
著者 : 安藤 香織,大沼 進
DOI : https://doi.org/10.2130/jjesp.1607
タイトル : 自己愛タイプ別に見た労働者の自我脅威の知覚が対処方略に及ぼす影響
著者 : 仙波 亮一
DOI : https://doi.org/10.2130/jjesp.1512
タイトル : 日常的コミュニケーションから予測する潜在的援助者のコスト
著者 : 竹ヶ原 靖子,安保 英勇
DOI : https://doi.org/10.2130/jjesp.1510
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今後も良質な論文のご投稿をお待ちしております.
Date:2018/03/01 (Thu)
広島大学では主に若手の社会心理学者で活発に議論をする場を設けるため、
広島社会心理学研究会を開催しています。
3月18日に下記のとおり開催いたします。
ご参加に際し、事前に連絡していただかなくてかまいません。
多くの皆さまのご参加をお待ちしています。
*********************************************************************
日時:2018年3月18日(日)15:00-18:00
場所:広島大学(東広島キャンパス) 総合科学部事務棟3階 第一会議室
(https://www.hiroshima-u.ac.jp/souka/access)
発表者:大薗博記(鹿児島大学)
題目:罰と報酬による社会的ジレンマの解決:集団規模と集権罰に着目して
発表概要:
個人の利益と集団の利益が一致しない社会的ジレンマ(SD)において、
個人間での罰や報酬により協力関係が構築される可能性が指摘されてきた。
本研究では、集団規模の増大にも、個人間の罰や報酬は機能するのかを検討した。
具体的には、16人集団でのSD実験を行い、その結果、「個々の協力が他成員の
利益に及ぼす影響が小さい」かつ「集団がサブグループ化している(4人の
サブグループメンバーにしか罰や報酬を課せられない)」場合に、協力関係が
構築されにくいことを見出した。このことは、個人間の罰や報酬には限界が
あることを示唆している。さらに、そのような状況でも安定して協力関係を
形成できるシステムとして、「集権罰(成員からの支援を元手にして集中的に
罰を課すシステム)」に着目して実験したところ、「SD非協力者もシステム
非支援者もともに罰する連動罰」の元で協力が達成されやすいことが示された。
発表では、これらの結果を報告しながら、人類社会の変化に伴い、SD解決の
方法がいかに変遷していったのかを議論したい。
懇親会:
研究会終了後、懇親会も行います。
当日ご希望をうかがう予定ですが、だいたいの人数把握のため、
ご参加いただける方は事前に平川までご一報いただければ幸いです。
連絡先:
広島大学大学院教育学研究科 平川真(mhirakawa[あっとまーく]hiroshima-u.ac.jp)まで
※[あっとまーく]を@にかえてください。
Date:2018/02/22 (Thu)
「東京未来大学モチベーション研究所第11回フォーラム」のご案内
東京未来大学モチベーション研究所では、
「Well-beingをめざし明日へのモチベーションを育むために」を
基本テーマに年に1〜2回の頻度でフォーラムを開催しています。
今回、下記の通り第11回フォーラムを開催いたします。
第11回フォーラムは 大坊郁夫学長退職記念講演として開催いたします。
記
日時:2018年 3月14日(水)15:30〜17:00(受付15:00より)
場所:東京未来大学みらいホール
※会場教室に変更が生じる可能性がありますので、
当日の構内掲示もご確認ください。
講師:大坊 郁夫 氏 (東京未来大学 学長)
演題:well-beingを目指す心理学と大学
■講演概要:演者からのメッセージ
対人関係は、コミュニケーションを介してのみ形成され、推移する。
その関係は運用するスキルがあってこそ展開する。しかしながら、
現実には期待するほどの円滑な関係が担われているとは言い難い。
それは、どのような関係を築くのか、そのためにはどのようなスキルを磨き、
発揮すべきかの点検が十分ではないことによるのではなかろうか。
これまで行ってきた対人コミュニケーション、社会的スキルの研究の一端に
ふれながら、円滑な対人関係を築き、維持するためのモチベーションとは、
そして、そのために大学で何ができるのかについてお話をしたい。
■参加費:無料
公開講座ですのでどなたでもご参加いただけます。
■申込方法:事前予約制
フォーラム参加のご予定のある方は、資料準備等のため、
お手数をおかけしますが、
件名を「第11回フォーラム参加希望」として
以下アドレスまでお申し込み下さいますと幸いです。
その際、ご所属名、お名前、連絡先、参加人数をお知らせください。
連絡先: imsar[at]tokyomirai.ac.jp
(モチベーション研究所フォーラム担当 宛)
※[at]を@に置き換えてください。
予約〆切:2018年3月12日(月)
なお、事前申し込みをされていなくても当日のご参加が可能です。
多くの皆様のご来場をお待ちしています。
■主 催:東京未来大学 モチベーション研究所
■問合先:東京未来大学 モチベーション研究所フォーラム担当(萩元)
(TEL ) 03-5813-2525 (平日9:00〜17:00 )
■アクセス
住 所:〒120-0023 東京都足立区千住曙町34-12
最寄駅:東武スカイツリーライン(東武伊勢崎線)「堀切」駅より徒歩2分、
または京成本線「京成関屋」駅より徒歩8分。
詳しくは下記大学ホームページをご覧下さい。
http://www.tokyomirai.ac.jp/info/access.html
※複数のメーリングリストに情報配信依頼をしておりますため、
重複して受け取られた場合はご容赦ください。
Date:2018/02/22 (Thu)
「第4回 震災問題研究交流会(旧東日本大震災研究交流会)」につきまして、
多数の報告申し込み、お問い合わせをいただいて、ありがとうございました。
研究交流会当日のプログラムが確定しましたので、ご案内申し上げます。
この交流会は、日本社会学会の研究活動委員会を中心に設けられた震災情報
連絡会から発展したものです。今年度も、幅広い分野からの参加を歓迎いたします。
本年は、震災から7年で、東日本大震災のこれまでの研究の蓄積についても振返り、
今後の研究のあり方や今後の研究交流のあり方について議論できたらと考えています。
本交流会では研究発表を募集し、最新の研究動向を共有する時間を確保するとともに、
今後の震災研究に関連する討論の時間も、なるべく長く確保したいと思います。
皆様のご参加をお待ちしております。
≪第4回 震災問題研究交流会≫
主催:日本社会学会 震災問題情報連絡会
震災問題研究ネットワーク
日時:2018年3月23日(金)10:00〜18:15
会場:早稲田大学戸山キャンパス(文学学術院キャンパス)33号館3階
【プログラム概要】
9:30〜 受付開始
10:00〜12:00 第1セッション:津波被災地における災後の社会課題の推移 @第一会議室
12:00〜13:00 昼食休憩
13:00〜15:30 第2セッション:原発事故をめぐる社会的推移と対応課題 @第一会議室
第3セッション:災害時の自治体―住民―ボランティア活動の連携の可能性
@33号館333教室
16:00〜18:15 第4セッション:災害と社会との対話の諸相 @第一会議室
18:45〜20:45 懇親・懇談会 @第一会議室
※プログラムの詳細と会場へのアクセスは、下記をご参照ください。
http://www.gakkai.ne.jp/jss/4th_program.pdf
※過去のプログラムなどについては、下記をご参照ください。
http://www.gakkai.ne.jp/jss/2011/09/17111811.php
※参加事前申し込み・参加費:不要
【抜刷交換コーナーについて】
第一会議室内に著作・論文などの抜き刷りやパンフレットを展示するスペースを設置いたします。
抜き刷りやパンフレットの展示を希望される方は、当日会場までご持参ください。
【昼食】
キャンパス内には、この時期、昼食のできる施設はありません。
キャンパス近くには飲食店が多数あり、コンビニエンスストアなども近くにあります。
会場内で食事をしていただいても構いませんので、各自ご用意ください。
【懇親・懇談会】 会場 第一会議室 会費 2500円
飲食を共にしながら、今後の震災研究に向けて自由な懇談・懇親の会を行い、
自由な意見交換の機会にしたいと思います。参加いただける方は、そのまま第一会議室に
お残りください。出欠は、当日、会場にてお伺いします。会費も当日お支払ください。
【問い合わせ先】
本研究交流会についての問い合わせは、「震災問題研究交流会事務局」までメールで、
お願いいたします。(office150315dcworkshop@gmail.com)
Date:2018/02/22 (Thu)
「JGSS研究発表会2017」開催のお知らせ
日本版総合的社会調査共同研究拠点 大阪商業大学JGSS研究センターでは、
下記の通り、2018年2月27日(火)に「JGSS研究発表会2017」を開催いたします。
日本版総合的社会調査共同研究拠点 大阪商業大学JGSS研究センターでは、
2018年2月27日(火)に「JGSS研究発表会2017」を開催いたします。
第一部では、『JGSS公募論文2017』の優秀論文の表彰および執筆者による報告を、
第二部では、JGSS調査企画と調査の結果を、第三部では、社会調査の方法と
JGSS調査データに基づく研究発表を行います。
多数の皆様のご来場を心よりお待ちしております(事前の参加申込は不要です)。
日時:2018年2月27日 (火)13:30〜17:00
場所:大阪商業大学 本館6階会議室
■第一部 JGSS公募論文2017 優秀賞論文発表
平井 太規(神戸学院大学現代社会学部)
「親の社会経済的資源が結婚に与える影響:「相対所得仮説」の検討
―JGSS-2012のデータ分析から―」
■第二部 JGSS調査企画(JGSS-2017G/JGSS-2018)とJGSS-2017の結果
吉野 智美(大阪商業大学JGSS 研究センター 研究員)
「JGSS-2017グローバリゼーション調査票の設計(1)Grit・Media」
岩井 紀子(大阪商業大学 総合経営学部 教授)
「JGSS-2017グローバリゼーション調査票の設計(2)宗教・墓」
吉野 智美(大阪商業大学JGSS 研究センター 研究員)
「JGSS-2018調査票の設計―EASS 2016家族モジュール―」
岩井 紀子(大阪商業大学 総合経営学部 教授)
「JGSS-2017調査の結果―東アジアの家族意識の変化―」
宍戸 邦章(大阪商業大学 公共経営学科 教授)
「JGSS-2017調査の結果―自然災害のリスク認知・原発政策―」
孟 哲男(大阪商業大学JGSS研究センター 主任研究員)
「オートロック付き集合住宅の協力獲得率は低いのか
―JGSSにおける訪問記録の分析から―」
■第三部 社会調査の方法とJGSS調査データに基づく研究発表
岡太 彬訓(立教大学 名誉教授)
「支持政党の変化と競合関係 III
―Distance-Radiusモデルを用いた非対称多次元尺度構成法による分析―」
岩井 八郎(京都大学 大学院教育学研究科 教授)
「高齢者における子どもとの同居の意味
―JGSS 2008-12による世帯所得の分析―」
佐々木 尚之(大阪商業大学 公共経営学科 講師)
「社会調査におけるMultiple Informantの重要性」
宍戸 邦章(大阪商業大学 公共経営学科 教授)
「日本人の意識と行動の変化―JGSS累積データ2000-2015―」
岩井 八郎(京都大学 大学院教育学研究科 教授)
「女性の職業移動と職場環境意識―JGSS 2015/16の分析―」
お問い合わせ
大阪商業大学 JGSS研究センター
〒577-8505
大阪府東大阪市御厨栄町4-1-10
Tel: 06-6785-6013 Fax: 06-6785-6011
(月〜金:10:00〜17:00)
E-mail: jgss@daishodai.ac.jp
http://jgss.daishodai.ac.jp/
Date:2018/02/16 (Fri)
皆様
3月のS研の日程をご案内いたします。
皆様のご参加をお待ちしております。
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S研(社会心理学研究会)のお知らせ
平成30年 3月
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発表者: 安念 保昌 氏 (愛知みずほ大学人間科学部)
発表題目: 進化的パーソナリティ論:パーソナリティの成り立ちに進化ゲーム的道筋を考える
発表要旨:
あらゆる生き物は、その遺伝と環境の変動で、行動特性に関してある一定の多様性を持っている。
その多様性がただランダムに変動しているうちは、その生き物の性質として認識されないかもしれない
(心理学の営みは、その認識にあるが)。生物の多様性は、その種の絶滅を防ぐ、重要な手立てである。
しかし、生きていくために、食物連鎖上で他の種と食う食われる関係に入ると、
多様性のランダムな変動でなくなり、ある次元が生まれてくる。
そこに、何らかの形のゲーム構造が入り込み、その種は、ゲーム戦略上、落としどころを探ることになる。
それがPDゲーム状況であれば、落としどころに悩み、その次元は存続することになる
(その時初めて、その特性は実在するのかもしれないが、
その生物が食われる瞬間にそれを認識するかどうかはわからない)。
その次元のある方向が一方的に有利となれば、その特性は、その種の習い性となり、
それは隠れた次元となる(他種との比較で、次元は浮かび上がるが)。
個体内で様々な行動特性が絡むトレードオフで落としどころを探るゲーム段階から、
個体識別・過去の記憶を備えた安定した社会集団が形成されると、
個体間のゲームパフォーマンスのトレードオフによって
個体のパーソナリティが形成されていくモデルを考える必要がある。
これまで、PDゲームに関して、愛他率・搾取率・裏切転向率など8つの比率指標から捉え、
いくつかのパーソナリティとの関連を見てきたが、そうした視点で、
最近の学会発表(未発表を含む)データを捉え直したいと考えている。
また、これまで、ゲームを頻度や比率で平均的に捉えてきたが、それだけでは見えてこない、
時間軸上の推移構造を捉える新たな手法を紹介し、パーソナリティの進化的成り立ちについて
参加者と議論を深めたいと考えている。
日時 : 3月10日(土)午後3時から
場所 :筑波大学東京キャンパス 文京校舎 4階 409室(グループワーク実習室)
東京メトロ丸ノ内線「茗荷谷」駅下車 徒歩5分程度
詳細は下記のアクセスマップをご覧ください。
(アクセスマップ:http://www.tsukuba.ac.jp/access/bunkyo_access.html)
多数の皆様のご参加をお待ちしております。
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ただ今,S研にてご発表くださる方を募集しています。
ご発表をお考えの方がいらっしゃいましたら,
お気軽に担当者(yu-watanabe@mbr.nifty.com)まで
ご連絡ください。
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S研メーリングリスト担当:渡邊
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筑波大学大学院人間総合科学研究科心理学専攻
博士後期課程1年
渡邊寛
E-mail: yu-watanabe@mbr.nifty.com
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中西印刷株式会社学会部・日本グループ・ダイナミックス学会担当(jgda(at)nacos.com)まで。(at)を@に変えてください。
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