Date:2018/01/14 (Sun)
会員各位
『実験社会心理学研究』論文早期公開のお知らせ
以下の論文がJ-STAGEで早期公開されました.是非ご一読下さい.
齋藤真由・白岩祐子・唐沢かおり
大学生における司法参加意欲の規定因:要因関連モデルを用いた検討
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjesp/advpub/0/advpub_1704/_article/-char/ja/
今後も受理論文は速やかに早期公開するようにいたします.
良質な論文のご投稿をお待ちしております.
Date:2018/01/08 (Mon)
東京大学社会心理学研究室では、2ヶ月に1回程度のペースで
「新・社会心理学コロキウム」を開催しています。
一人の話者につきQ&Aを含めて1時間半お話しいただき、
参加者との活発な議論を楽しむ集まりです。
事前の登録などは一切不要で、自由にご参加いただけます。
平成29年度第3回目は、お二人の先生をお招きして、
2月13日(火)午後13時半から17時までの予定で開催します。
どうぞ奮ってご参加ください。
◆日時: 2月13日(火)13:30 〜 17:00
◆場所: 東京大学本郷キャンパス 法文2号館 1番大教室
http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_01_02_j.html
◆講師: 阿部修士(京都大学こころの未来研究センター・准教授)
◆講演タイトル: 社会神経科学による正直さの研究
◆講演概要:
私たちの社会生活では嘘をつくことで利得を得られる場面が少なくないが、
そうした状況における意思決定の神経基盤は未だ明らかではない。本講演では、
正直さを定量的に評価する課題を用いた社会神経科学による研究成果を紹介する。
具体的には、1) 正直さの個人差を規定する報酬感受性の神経基盤についての研究、
2) パーキンソン病を対象とした神経心理学的研究、3) 米国刑務所内のサイコパスに
おける不正直さの特徴と神経基盤についての研究、を紹介する。正直さと不正直さの
研究における課題や限界点についても触れ、今後の研究の方向性についても考察したい。
◆講師: 鈴木 貴之(東京大学大学院総合文化研究科・准教授)
◆講演タイトル: 道徳性にかんする経験的研究の哲学的意義
◆講演概要:
近年、社会心理学、認知神経科学、行動経済学などの領域で、道徳性に
かんする実験研究が数多く行われている。これらの研究は、これまで哲学者の
専売特許だと考えられてきた道徳・倫理の問題に新たな光を投げかけ、
ときには解決をもたらすとも言われる。
他方で、経験科学の対象である事実の領域と道徳哲学・倫理学の対象である
規範の領域のあいだには、超えることのできないギャップがあるという見方も根強い。
本発表では、道徳哲学・倫理学の基本的な問題図式を概観したうえで、
近年の経験的研究は重要な意味を持つ論点を明らかにし、さらに、いくつかの
論点について、哲学者はどのような教訓を得ることができるのかを考察したい。
具体的には、道徳における感情の役割、個別事例にかんする直観とバイアス、
道徳の文化的多様性などについて論じる予定である。
◆当研究室HPのイベントページ
http://www.utokyo-socpsy.com/events.html
◆問い合わせ先
東京大学大学院人文社会系研究科 社会心理学研究室
E-mail: sphisho [at] L.u-tokyo.ac.jp
Date:2018/01/04 (Thu)
皆様
1月のS研の日程をご案内いたします。
皆様のご参加をお待ちしております。
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S研(社会心理学研究会)のお知らせ
平成30年 1月
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発表者: 島田 貴仁 氏(科学警察研究所)
発表題目: 親密な関係者間暴力・ストーキングの予防と介入
−マルチモードの実証研究から
発表要旨:
DV・デート暴力といった親密な関係者間暴力(IPV)や親密関係崩壊後の
ストーキングは,若年女性で高い被害率が報告されているものの,加害者−
被害者の閉じた関係で発生するため,その予防や介入は必ずしも容易ではない。
これらの被害を削減し,被害者の安全を確保するためには,犯罪心理学が
得意とする加害者のリスク要因の理解にとどまらず,社会心理学的な視座に
基づき,他者への援助要請や公的機関への相談,暴力的なパートナーからの
避難や離脱といった被害者の望ましい行動のバリアを下げ,背中を押すことが必要であろう。
本発表では,第一に,犯罪統計や内閣府の男女間暴力調査から,日本に
おけるDV・デート暴力・ストーキングの被害実態と公的機関の対応について
紹介する。第二に,若年男女を対象にした社会調査から,他者への援助要請や
公的機関への相談の規定因について報告する。第三に,警察相談に来訪した
被害者と対応した警察官の双方に対する社会調査から,相談者と援助者の
相互作用を中心に報告する。
IPVやストーキングは,他の犯罪と同様に,少数の致死的な事件が注目を
集めがちだが,その対策は,多数を占める非致死的な事件や通報されない
被害の実態を含めて考える必要がある。今回の話題提供によって,IPVや
ストーキングに対する理解を深めるとともに,予防と介入のあり方について
議論できれば幸いである。
日時 : 2018年1月27日(土)午後3時から
場所 :筑波大学東京キャンパス 文京校舎 4階 409室(グループワーク実習室)
東京メトロ丸ノ内線「茗荷谷」駅下車 徒歩5分程度
詳細は下記のアクセスマップをご覧ください。
(アクセスマップ:http://www.tsukuba.ac.jp/access/bunkyo_access.html)
多数の皆様のご参加をお待ちしております。
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ただ今,S研にてご発表くださる方を大募集しています。
ご発表をお考えの方がいらっしゃいましたら,
お気軽に担当者(yu-watanabe@mbr.nifty.com)まで
ご連絡ください。
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S研メーリングリスト担当:渡邊
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筑波大学大学院人間総合科学研究科心理学専攻
博士後期課程1年
渡邊寛
E-mail: yu-watanabe@mbr.nifty.com
Date:2017/12/29 (Fri)
会員の皆様へ
ぐるだいニュース第52号を発行致しました。
以下のURLにてご覧ください。
http://www.groupdynamics.gr.jp/bulletin_gdnews.html
お忙しい中、作成にご協力いただきました皆様に感謝申し上げます。
皆さま、よいお年をお迎えください。
広報担当 常任理事 杉浦淳吉 (慶應義塾大学文学部)
広報補佐員 鵜子修司 (名古屋大学大学院教育発達科学研究科)
Date:2017/12/24 (Sun)
日本グループ・ダイナミックス学会 会員各位
みなさん「チームサイエンスの科学(Science of Team Science/SciTS)」
という学術分野があるのをご存知ですか?
アメリカでは、心理学等の研究者がこの学術分野を牽引してきました。
「チームサイエンス」とは、チームベースで行われる研究活動のことです。
「SciTS」とは、実証的根拠に基づきチームサイエンスに対する研究開発、
人材育成、実施支援を行い、チームサイエンスの効果・効率の最大化、
科学的・社会的インパクトの解明、アカデミアの構造変容を目指す学際的
教育研究分野です。2006年アメリカでSciTSの言葉がはじめて使われてから、
SciTSは「科学の科学」の一分野として急速な発展を遂げました。
その研究者は、科学の科学、コミュニケーション学、経営学、心理学、
認知科学、公共衛生、患者中心研究、情報科学、図書館科学、コミュニティ
ベースの参加型研究、学際研究、超学際研究、市民科学などの多様な背景を
持っています。
「ハテナソン」とは、課題の解決を言語化・可視化するアイディアソン、
解決策を実現・実装するハッカソンの前段階に位置づけられ、課題の探索・
発見や特定を主目的とするワークショップです。
2018年1月15日(月)13:30〜17:30の予定で、RISTEXと任意団体チーム
サイエンスコモンズ(TSC)の共催で第2回「チームサイエンスの科学の
日本での推進 × ハテナソン」がJST東京本部4F会議室で開催されます。
アメリカでの取り組みが先行している「チームサイエンスの科学」とは
どのような学術分野であるのかについて学び、その日本での推進・振興に
ついて質問を創るワークショップ(ハテナソン)とパネルディスカッションの
形式で意見交換をおこないます。ご関心のある方は、質問を創り、一緒に
考えませんか?
外部参加者20名ほど、JST参加者10名ほどの参加を期待しております。
参加ご希望の場合、早目にお申し込みください。定員になり次第、申込を
締め切る可能性があります。また、人数調整のため、事務局からご連絡する
場合もあります。
日時:2018年1月15日(月)13:30-17:30 ※前半のみまたは後半のみの参加も可能です※
(前半 ワークショップ 13:30-16:00/後半 パネルディスカッション 16:15-17:30)
会場:JST東京本部4F会議室
定員:30名ほど(そのうち、JST参加者10名ほど)
プログラム:http://ristex.jst.go.jp/info/event/other/scits_20180115.html
お申込フォーム:https://form.jst.go.jp/enquetes/SciTS_hatenathon
参加者の心得:
*予備知識はいりません。
*参加者全員を「さん」づけで呼びましょう。
*質問をたくさん出しましょう。
*お互いのアイディアに便乗しましょう。
*お申込は早めにしましょう。
SciTSに関する参考資料:
(1)ホリー・J・フォーク‐クレズィンスキ(2012)チームサイエンスのリーダーたちへ:役に立つツールのご紹介,The Academic Executive Brief, 2(2). (http://jp.elsevier.com/newsletters/aeb/aeb0202jpn.pdf#page=6)
(2)王・松尾・佐藤(2017年10月29日)チームサイエンスの科学に関する動向調査,研究イノベーション学会第32回大会一般講演・京都大学.(https://researchmap.jp/index.php?action=pages_view_main&active_action=multidatabase_view_main_detail&content_id=20965&multidatabase_id=38322&block_id=2227140#_2227140)
「第2回SciTS×ハテナソン」に関するお問い合わせ先
(国研)科学技術振興機構・社会技術研究開発センター 水野(c2mizuno@jst.go.jp)、王(ge.wang@jst.go.jp)
「SciTS×ハテナソン」の今後の共催などに関するお問い合わせ先
王(ge.wang@jst.go.jp);
(任意団体)チームサイエンスコモンズ(Team Science Commons/TSC)teamsciencecommons.office@gmail.com
Date:2017/12/19 (Tue)
会員各位
2017年12月29日から2018年1月4日まで年末年始休業のために
編集事務局業務を休務致します。
1月5日から再開致しますので、何卒ご了承下さいませ。
http://www.groupdynamics.gr.jp/oshirase2.html#oshirase171219
『実験社会心理学研究』編集事務局
Date:2017/12/08 (Fri)
第451回KSP(関西社会心理学研究会)のお知らせ
1月のKSP例会を下記のとおり開催いたします。
多くの皆様にご参加いただけますよう、お願い申し上げます。
*********************************************************************
お世話になっております、東京大学の岩谷と申します。
2018年1月のKSPでは、岩谷が話題提供させていただくことになりました。
題目は「多元的無知についての実証的研究ー社会的認知・関係流動性・社会階層ー」です。
ご多忙かとは存じますが、多くの皆様にご参加頂けると幸いです。
【日 時】
2018年1月27日(土)14時半から17時半ごろ
【場所】
関西学院大学大阪梅田キャンパス 10階1005号室
http://www.kwansei.ac.jp/kg_hub/access/index.html
【発表者】岩谷舟真(東京大学大学院人文社会系研究科)
【発表題目】
多元的無知についての実証的研究ー社会的認知・関係流動性・社会階層ー
【発表概要】
集団規範が多元的無知状態で維持されるメカニズムについて発表致します。
多元的無知状態とはいわゆる「裸の王様」の状態で、「集団の多くの成員が、
自らは集団規範を受け入れていないにもかかわらず、他の成員のほとんどが
その規範を受け入れていると信じている状況」と定義されています(Allport,
1924; 神 2009, p.300)。
この発表では、
1)多元的無知状態で、集団のメンバーはどうして自らの選好に反してまで規範に従うのか?
2)多元的無知状態が生じやすい社会環境とはどのようなものなのか?
3)多元的無知状態で、どのような個人が規範に従いやすいのか?
という3つのトピックに関する研究結果を発表致します。
1)については社会的認知の知見をベースに実験室実験の手法で行った研究を、
2)については関係流動性の高低に着目し社会調査の手法で行った研究を、
3)については個人の社会階層の高低に着目し実験室実験の手法で行った研究を、
それぞれ発表致します。
いずれのトピックの研究も現在進行形ですので、皆様からご意見頂ければ幸いです。
【懇親会】
研究会終了後、阪急「梅田」駅周辺で懇親会を開きます。
懇親会参加希望の方は、前日17:00までに岩谷(iwatani.shuma@gmail.com)までご
連絡をいただけますと幸いです。
【問合せ先】
岩谷 iwatani.shuma@gmail.com
*********************************************************************
今後のKSPの予定です。
2017年12月23日 竹村 和久 先生(早稲田大学)※配信済
2018年1月27日 岩谷 舟真 先生(東京大学)
2月17日 釘原 直樹 先生(大阪大学)
3月17日 石盛 真徳 先生(追手門学院大学)
4月 永田 素彦 先生(京都大学)
5月
6月 木村 昌紀 先生(神戸女学院大学)
7月
8月 休会
9月
10月 金政 祐司 先生(追手門学院大学)
KSP(関西社会心理学研究会) https://sites.google.com/site/kansaisocpsy/
Date:2017/12/08 (Fri)
このたび、大阪商業大学JGSS研究センター(日本版総合的社会調査共同研究拠点)では、
個票データ利用の推進および研究成果の発表を目的に、JGSS個票データの
分析に基づく論文を募集いたします。
課題は特に指定しませんが、論文は未発表のものに限ります。
受付期間は2018年2月9日(金)17:00までです。
優秀な論文については、「JGSS研究発表会2017」において表彰式を行い、
執筆者に報告していただきます(会場までの国内旅費を支給)。
JGSS研究発表会は、2018年2月27日(火)午後に大阪商業大学で開催します。
優秀論文は、JGSS研究論文集に掲載し、JGSSのホームページから発信します(
2018年3月末予定)。これまでのJGSS研究論文集は下記をご参照ください。
http://jgss.daishodai.ac.jp/research/res_monographs.html
JGSSのデータは、JGSS-2012までSSJDAとICPSRとGESISから公開しています。
JGSS-2009LCSとJGSS-2013LCSwave2については、JGSS研究センターから直接、
データの公開・配布を行っています。
執筆要領など、応募の詳細はJGSS研究センターのホームページ
http://jgss.daishodai.ac.jp をご覧ください。
学部生や大学院生の皆様にもご案内いただけたら幸いです。
お問い合わせ:大阪商業大学JGSS研究センター
(できるだけ電子メールにてお問い合わせ下さい)
Tel:06-6785-6013/Fax:06-6785-6011
http://jgss.daishodai.ac.jp E-mail:jgss@daishodai.ac.jp
Date:2017/12/06 (Wed)
仙台白百合女子大学人間学部心理福祉学科では,社会心理学、産業・組織心理学を
専門とする任期つき専任教員(准教授もしくは講師)1名を募集しております。
詳細につきましては以下のwebサイトをご参照ください。
応募〆切は1月5日です。よろしくお願いいたします。
http://sendai-shirayuri.ac.jp/saiyo/saiyo5.html
Date:2017/12/06 (Wed)
安心ネットづくり促進協議会では、インターネット社会における
青少年の健全な育成ならびに保護に係る諸活動を進めております。
その取り組みの一環として、インターネット環境の急激な進展に伴い生じる
様々な問題の解決に向けて、事例研究や調査・検証等実証的な調査研究に
取り組んでおられる「国内を拠点として研究活動を行う教育機関や企業等の
研究者」を対象に、2016年度に引き続き、「研究支援(助成)」を行います。
支援内容、募集内容等の詳細は以下サイトをご覧ください。
https://www.good-net.jp/investigation/reseach-support/
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中西印刷株式会社学会部・日本グループ・ダイナミックス学会担当(jgda(at)nacos.com)まで。(at)を@に変えてください。
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