Date:2018/10/15 (Mon)
日本グループダイナミックス学会のみなさま
お世話になっております。JSTの王です。
早速ですが、「第6回SciTSの日本での推進×ハテナソン」をご案内差し上げます。
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日時:2018年11月2日(金)13:30-17:30
会場:北海道大学 遠友学舎「談話ラウンジ」
プログラム:TSCサイトをご参照(www.teamsciencecommons.com)
お申込フォーム: https://docs.google.com/forms/d/1albmZDC2a3H3_vUhmwkF6RAHtYY4UzFI8QhG__4OObo
開催趣旨:
みなさん「チームサイエンスの科学(Science of Team Science/SciTS)」
という学術分野があるのをご存知ですか?
「チームサイエンス(Team Science:TS)」は、科学者がチームベースで行う
研究活動(共同研究)のことです。ビッグサイエンス等と並び、今日の科学文化の
トレンドを表すものとも言われています。1970年代、科学のパラダイムシフトと
よりよい社会の実現の問題意識のもと、これからの科学に(1)学問分野を超える
知の統合と、(2)現実社会の問題に対する解提供の2つ性格を持つべきと思われました。
そうした仮説に期待して、21世紀にはいってから、公的資金による大規模な学際的
(Interdisciplinary)・超学際的(Transdisciplinary)TSに対する戦略的な投資が
行われました。
「SciTS」は、TSに対する研究・支援・人材育成・文化形成を行う研究教育分野です。
2006年に米国に生まれ、科学研究の1分野として認識されています。
「ハテナソン」はひとりひとりの発想を尊重し、かつ民主の方法のもとで、
「質問作り」を行うワークショップです。
SciTSとはどのような学術分野であるのかについて学び、SciTSの日本での導入・
推進について一緒に考えてみませんか?
SciTSの日本での推進に関するその他の企画
◎2018年12月8日 第7回SicTSの日本での推進×ハテナソン 日本社会科学技術論学会
◎2018年12月14日 13:30-15:30 第1回SciTS×オープン研究会
JST東京本部
お問い合わせ先:
科学技術振興機構・社会技術研究開発センター 王:ge.wang@jst.go.jp
任意団体チームサイエンスコモンズ(TSC):teamsciencecommons.office@gmail.com
みなさまのご参加をお待ちしております。
Date:2018/10/09 (Tue)
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第35回 広島社会心理学研究会 (HSP) のお知らせ
広島大学では主に若手の社会心理学者で活発に議論をする場を設けるため、
広島社会心理学研究会を開催しています。
10月27日に下記のとおり開催いたします。
ご参加に際し、事前に連絡していただかなくてかまいません。
多くの皆さまのご参加をお待ちしています。
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日時:2018年10月27日(土)15:00-18:00
場所:広島大学(東広島キャンパス) 総合科学部事務棟3階 第一会議室
(https://www.hiroshima-u.ac.jp/souka/access)
発表者:小西直喜(神戸大学大学院人文学研究科・日本学術振興会)
題目:規範違反に対する道徳感情の研究
発表概要:
人は、道徳/規範違反を観察した際に怒りや嫌悪感情が喚起されることが知られている。
これらの感情は、非協力者に対する罰行動の至近要因として考えられている。
このような道徳的な感情や制裁は人間の普遍的な性質として考えられており
(Brown, 1991; Pinker, 2002)、大規模な協力行動の重要な要因としてあげられる
(Gintis, 2000; Fehr & Fischbacker, 2004)。一方で、道徳感情が罰行動
に
どのような影響を与え、役割を担っているのかという側面については、あまり
検討がなされていない。そこで発表者は、規範違反に対する道徳感情に着目し、
協力行動における道徳感情の機能的役割などについて検討を行ってきた。本発表では、
道徳感情に関する2系統の研究について報告を行う。具体的には、道徳感情が
規範違反者に対する罰行動の連携を促進するか検討した研究、また道徳感情の
各感情における機能的な側面を心拍活動の計測により検討を行った研究についての報告を行う。
ご参加の皆様から、忌憚なきご意見,ご指摘を頂ければ幸いです。
何卒よろしくお願いいたします。
懇親会:
研究会終了後、懇親会も行います。ご参加いただける方は事前に平川まで
ご一報いただければ幸いです。
連絡先:
広島大学大学院教育学研究科 平川真(mhirakawa[あっとまーく]hiroshima-u.ac.jp)まで
※[あっとまーく]を@にかえてください。
Date:2018/10/03 (Wed)
関係各位
時下、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
平素より公益財団法人たばこ総合研究センター(TASC)の事業に対しまして、
ご理解とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
さて当センターでは、たばこを始めとする嗜好品に関する人文・社会科学分野の
研究を促進し、学術の振興に寄与することを目的として、研究助成を行っております。
この度「2019年度分助成研究」の募集を開始いたしました。
下記の通り募集をしておりますので、ご応募頂ければ幸甚に存じます。
皆様のご応募をお待ち申し上げております。
記
■件名:2019年度TASC助成研究
■募集期間:2018年10月1日(月)〜2018年12月3日(月・当日消印有効)
■募集要項、申請書の入手方法
当センターのホームページからダウンロードいただけます。
申請の詳細については、ホームページの「研究助成」のコーナーに掲載して
ありますのでご覧ください。 https://www.tasc.or.jp/
ご不明な点等ございましたら、公益財団法人たばこ総合研究センター(TASC)
研究助成担当までお問い合わせください。
以上、よろしくお願い申し上げます。
…………………………………………………………
公益財団法人たばこ総合研究センター(TASC)
〒130-0003
東京都墨田区横川1-16-3
TEL 03-6284-1515(代表)
FAX 03-6284-1516
……………………………………………………
Date:2018/10/02 (Tue)
日本グループ・ダイナミックス学会会員各位
2018年9月8日,9日に神戸大学で開催された日本グループ・ダイナミックス学会第65回大会において、「2018年度優秀学会発表賞」の選考が行われました。
論文集原稿を対象とした事前審査と、大会時の発表を対象とした当日審査の結果、今年度の同賞は、以下の発表における第一発表者の方々に授与されることが決定いたしました(敬称略)。なお、今年度は、ポスター発表は1位が同点で2名おられましたので、常任理事会の審議の結果、両名の方に優秀学会発表賞を授与することになりました。
<ロング・スピーチ部門>
・第一発表者:李 旉マ(京都大学防災研究所)
・発表題目:被災地と未災地のインターローカリティ
・共同発表者:矢守 克也(京都大学防災研究所)
<ショート・スピーチ部門>
・第一発表者:大門 大朗(大阪大学大学院人間科学研究科, 日本学術振興会, デラウェア大学災害研究センター)
・発表題目:災害ボランティアと組織化のための戦略
・共同発表者:渥美 公秀(大阪大学大学院人間科学研究科)
<English Session部門>
・第一発表者:Gherghel Claudia(名古屋大学,日本学術振興会)
・発表題目:Culture, Moral Discourse and Motivation to Perform Kind Acts
・共同発表者:Hashimoto Takeshi(静岡大学),Takai Jiro(名古屋大学),Nastas Dorin(Alexandru Ioan Cuza University of Iasi)
<ポスター発表部門>
・第一発表者:谷辺 哲史(東京大学大学院人文社会系研究科, 日本学術振興会)
・発表題目:集団の実体性が集団への心の帰属に与える影響
・共同発表者:橋本 剛明(東京大学大学院人文社会系研究科),苫米地 飛(東京大学文学部),正本 拓(東京大学大学院人文社会系研究科),唐沢 かおり(東京大学大学院人文社会系研究科)
・第一発表者:木村 真利子(立正大学大学院 心理学研究科)
・発表題目:金融機関における特殊詐欺対策に関する心理学的検討(4)被害の判断基準に関する自由記述の分析
・共同発表者:西田 公昭(立正大学 心理学部)
受賞者の皆様、おめでとうございました。受賞者には後日、郵送にて賞状が授与されます。
受賞者は、受賞した内容に関する論文を第一著者として『実験社会心理学研究』に優先的に投稿する権利を有し、「特集論文」に準じて主査および副査1名で審査を受けることができます。ただし、投稿の権利は受賞発表日(本日)から1年間に限って有効です。
なお、選考経過の詳細については、後日ニュースレター(ぐるだいニュース)にてご報告させていただく予定です。
2018年度優秀学会発表賞選考委員長
有倉巳幸(鹿児島大学)
Date:2018/09/29 (Sat)
第460回KSP(関西社会心理学研究会)のお知らせ
11月のKSP例会を下記のとおり開催いたします。
多くの皆様にご参加いただけますよう、お願い申し上げます。
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日時
2018年11月10日(土) 15:00-17:00
場所
関西大学梅田キャンパス705(7階)
発表タイトル
集団を超えた協力:入れ子型社会的ジレンマを用いた検討
発表者 稲葉美里・日本学術振興会/関西大学社会学部
(共同研究者 北梶陽子・広島大学ダイバーシティ研究センター)
概要
人間社会の特徴は集団を形成しその中で協力していることである。これまでの
社会的
ジレンマの研究の多くでは、個人と集団の利益が葛藤する場合に、どのようにして
利害対立を解消できるのかが検討されてきた。しかし規模の大きい集団ではより
複雑な構造をしていることがあり、その場合には個人と集団の間以外にもジレンマ
構造が存在することがある。本研究では、階層的な集団の入れ子構造をもつ
集団において(例:国家の中に複数の地方が存在、学部の中に複数の研究室が存在)、
ジレンマをどのように解決可能かを検討した。
実験には入れ子型社会的ジレンマ(Nested social dilemma)ゲームを用いた。
このゲームではそれぞれの個人は、個人、サブグループ、複数のサブグループの
メンバーからなるグローバルグループの3つの間に、自身の資源をどのように
投資するのかを意思決定する。個人と二つのグループの間にはジレンマ構造が存在し、
さらにサブグループとグローバルグループの間にもジレンマ構造が存在する。そのため、
特に仕組みが存在しなければ全員が自分自身に投資を行い、共貧状態に陥る。そこで
通常の社会的ジレンマ状況で協力率を上昇させる効果を持つ罰制度を条件として設定し、
入れ子型の社会的ジレンマにおいても同様に協力率が上昇するのかを検討した。
なお複数のレベルの集団および個人に対する投資の分割行動は、定数和制約を持つ
変数である。発表では、このような特性を持つデータを分析する手法である
組成データ分析についても簡単に紹介する。
研究会終了後、18時頃から梅田周辺で懇親会を行います。参加いただける方は、
恐れ入りますが11月3日(土)までに、稲葉(shangrileaf@gmail.com)まで
ご連絡ください。
懇親会のみのご参加も歓迎いたします。
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今後のKSPの予定です。
10月27日 金政祐司先生 (追手門学院大学)※配信済です
11月10日 稲葉美里先生 (関西大学)
12月8日 鹿子木康弘先生(追手門学院大学)
KSP(関西社会心理学研究会) https://sites.google.com/site/kansaisocpsy/
Date:2018/09/29 (Sat)
皆さま
10月のS研について,ご案内いたします。
皆さまのご参加をお待ちしております。
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S研(社会心理学研究会)のお知らせ
平成30年 10月
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発表者: 渡辺 弥生 氏 (法政大学文学部)
発表題目: 社会性と感情の発達アウトラインの解明と危機予防教育
発表要旨:
これまでの私の研究が、タイトルなどからすればバラバラのように
見えるものもありますが、自身の中では、底に流れる好奇心や、
研究および実践していきたい方向性は、変わっておりません。
これまでの研究の流れを簡潔にお伝えして、いろいろな視点から
ご意見をいただき、ご一緒に考えていく機会をいただければ光栄です。
(1) 向社会的行動の発達---「社会的概念」を発達的視点から
攻撃行動の研究から思いやりなどのプロソーシャルな研究が着目された時期に、
特に分配行動と分配公正(Distributive Justice)に関心をもち、臨床法、
質問紙法、実験方法によって研究した。
その際、他者の立場に立つ能力および利己的な関心が分配行動に大きく
影響することがわかり、役割取得能力の発達と教育に関心をシフトした。
・思いやりの動機づけの発達から
・「ずるい」という認識の研究(公正観の発達)
・役割取得能力(社会的視点取得能力:Social Perspective)の研究
(2) 向社会的行動を測る・育てる---教育的視点から
役割取得能力の発達は、自己報告による質問紙法ではなく、いくつかの状況を
提供しどの解決法が望ましいかという選択肢を選ばせる方法を活用し、
より客観的なレベルを測定しようとした。
そして、そのレベルをもとに、思いやりを育てることを試みた。
同時に、教育や臨床の場に関わり、ソーシャルスキルトレーニング(Social
Skills Training)のプログラムを導入したが、ゲーム型のアセスメント
(Zoo-U Japan)が望ましいと思い共同開発し一定の成果を見出した。
しかし、学校という現場への心理教育の実行の難しさを感じる。
・思いやりは育てられるのかーVLFプログラムとの出会い
・ソーシャルスキルは測れるのかー
臨床法、観察法、実験、自己報告尺度の限界
ゲーム型の開発
・ソーシャルスキルトレーニングの導入?道徳との関わり
(3) 学校危機予防教育のインフラの草案
各学校でのこうしたプログラムや支援の効果を、生態学的妥当性のある
「元気な学校」としてアセスメントするにはどうしたら良いのか。
また実際に援助するためにはどういう仕組みが必要なのか、
どのようにしてエビデンスを蓄えるかに関心が行く。
そもそも、学校全体が元気であるのか、また元気を維持するための予防策を
組織として十分に理解しているのか、明らかでない。
そこで、海外の予防教育を学びながら、学校が「病」にかからず
「幸せ」を目指して、元気でいられる具体策を探求している。
・対人関係の問題への「介入」より「予防」
アメリカ学校心理士によるPREPaRE
ヨーロッパ型のESPCT
・予防のための免疫づくり
・ソーシャルエモーショナルラーニング(Social and Emotional Learning)
(レジリエンスなど)
・感情リテラシーの発達と獲得のしかた
・道徳感情をソーシャルスキルトレーニングで育てられるか。
・ウエルビーングの研究
日時 : 10月20日(土)午後3時から
場所 :筑波大学東京キャンパス 文京校舎 4階 409室
東京メトロ丸ノ内線「茗荷谷」駅下車 徒歩5分程度
詳細は下記のアクセスマップをご覧ください。
(アクセスマップ:http://www.tsukuba.ac.jp/access/bunkyo_access.html)
多数の皆様のご参加をお待ちしております。
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ただ今,S研にてご発表くださる方を募集しています。
ご発表をお考えの方がいらっしゃいましたら,
お気軽に担当者(yu-watanabe@mbr.nifty.com)まで
ご連絡ください。
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S研メーリングリスト担当:渡邊
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Date:2018/09/27 (Thu)
「東京未来大学モチベーション研究所第12回フォーラム」のご案内
東京未来大学モチベーション研究所では、
「Well-beingをめざし明日へのモチベーションを育むために」を
基本テーマに年に1〜2回の頻度でフォーラムを開催しています。
今回、下記の通り第12回フォーラムを開催いたします。
既に、ご連絡させていただきました内容ではございますが、
開催日が近くなりましたので、改めてご連絡いたします。
記
日時:2018年10月6日(土)15時〜17時(受付14時30分より)
場所:東京未来大学 みらいホール
講師:小田切 紀子 氏 (東京国際大学人間社会学部 教授)
演題:移行期の家族を支える―離婚・ 再婚 を経験する家族への支援
■講演概要:演者からのメッセージ
日本では、結婚するカップルのおよそ3分の1が離婚し、再婚する
カップルのおよそ4分の1は、夫婦のどちらか、あるいは夫婦ともに
再婚である。また、離婚するカップルの約60%に未成年の子どもが
いるが、日本は離婚後、単独親権のため母親が親権者となり、子ども
と暮らすケースが圧倒的に多い。離婚後の単独親権制度を導入してい
るのは、先進国では日本だけであり、この単独親権と日本独特の家族
観が、親の離婚・再婚後の子どもと別居親との面会交流の実施率の低
さと、母子家庭の貧困問題の一因となっている。講演では、日本の家
族観を概観し、離婚・再婚という移行期の家族を支えるために必要な
ことについて、子どもの視点からお話ししたい。
■参加費:無料
公開講座ですのでどなたでもご参加いただけます。
■申込方法:事前予約制
フォーラム参加のご予定のある方は、資料準備等のため、
お手数をおかけしますが、
件名を「第12回フォーラム参加希望」として
以下アドレスまでお申し込み下さいますと幸いです。
その際、ご所属名、お名前、連絡先、参加人数をお知らせください。
連絡先: imsar[at]tokyomirai.jp
(モチベーション研究所フォーラム担当 三浦 宛)
※[at]を@に置き換えてください。
予約〆切:2018年10月3日(水)
なお、事前申し込みをされていなくても当日のご参加が可能です。
多くの皆様のご来場をお待ちしています。
■主 催:東京未来大学 モチベーション研究所
https://www.imsar.jp/
■問合先:東京未来大学 モチベーション研究所フォーラム担当(三浦)
(TEL ) 03-5813-2525 (平日9:00〜17:00 )
■アクセス
住 所:〒120-0023 東京都足立区千住曙町34-12
最寄駅:東武スカイツリーライン(東武伊勢崎線)「堀切」駅より徒歩2分、
または京成本線「京成関屋」駅より徒歩8分。
詳しくは下記大学ホームページをご覧下さい。
http://www.tokyomirai.ac.jp/info/access.html
※複数のメーリングリストに情報配信依頼をしておりますため、
重複して受け取られた場合はご容赦ください。
Date:2018/09/27 (Thu)
第459回KSP(関西社会心理学研究会)のお知らせ
10月のKSP例会を下記のとおり開催いたします。
多くの皆様にご参加いただけますよう、お願い申し上げます。
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追手門学院大学の金政です。10月のKSPを担当させていただきます。8月の社会心理学会で
ご経験されたかと思いますが、追手門学院大学はちょっと交通の便が良くない
(はっきり言うと悪い)ので、関西学院大学の三浦麻子先生に土下座をいたしまして、
関西学院大学大阪梅田キャンパスにて発表をさせていただくことになりました。
皆様のお越しをお待ちしております。なお、研究会の終了後に懇親会を予定しております。
どうぞよろしくお願いします。
【日時】2018年10月27日(土)14:30−17:30
【場所】関西学院大学大阪梅田キャンパス K.G.ハブスクエア大阪 10階 1002
【アクセス】https://www.kwansei.ac.jp/kg_hub/access/index.html
阪急「梅田駅」 茶屋町口改札口より 北へ徒歩5分。
JR「大阪駅」御堂筋出口から徒歩10分、地下鉄御堂筋線「梅田駅」から徒歩7分、
「中津駅」から徒歩4分。
【題目】愛着不安ならびに反社会的パーソナリティ(自己愛傾向、サイコパシー傾向、
マキャベリズム)と親密な関係の闇
【発表者】金政祐司(追手門学院大学心理学部)
【概要】近年、親密な関係の闇研究に引きずり込まれ、そこにどっぷり浸かり、
抜け出せなくなっております。闇とは、また恐ろしきもの、そこに魅せられたりもしています。
今回の発表では、1. 夫婦ペア調査から、パーソナリティ特性(愛着不安および自己愛傾向)
ならびに夫婦の関係性の認知がパートナーへの間接的暴力に及ぼす影響について、
2. 層化2段無作為抽出法による全国調査から、パーソナリティ特性(愛着不安および
自己愛傾向)、過去の関係性、関係崩壊時の感情や思考がストーカー的行為に及ぼす
影響について、また、3. 夫婦ペア縦断調査から、パーソナリティ特性(愛着不安および
反社会的パーソナリティ)ならびに夫婦の関係性の認知が、後のパートナーへの間接的暴力に
及ぼす影響について、4. 恋人がいる人を対象とした縦断研究から、パーソナリティ特性
(愛着不安および反社会的パーソナリティ)ならびに恋愛関係の特質が、後のパートナーへの
間接的暴力あるいは関係崩壊後のストーカー的行為に及ぼす影響についてお話しさせて
いただければと思います。3.と4.に関しては、まだ、データを集めたばかりで、正直、
10月27日の発表でどこまでのことをお話しできるかはわかりませんが、どうぞよろしくお願いします。
【懇親会】研究会終了後、18時頃から梅田周辺で懇親会を行います。参加いただける方は、
恐れ入りますが10月20日(土)までに、金政(yukanema@otemon.ac.jp)まで
ご連絡ください。懇親会のみのご参加も歓迎いたします。
【問合わせ先】
金政祐司 yukanema@otemon.ac.jp
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今後のKSPの予定です。
11月10日 稲葉美里先生 (関西大学)
12月8日 鹿子木康弘先生(追手門学院大学)
KSP(関西社会心理学研究会) https://sites.google.com/site/kansaisocpsy/
Date:2018/09/22 (Sat)
下記の通り,公開シンポジウムが開催されます。
ご関心がある方は是非お越しください。
『南山大学社会倫理研究所・上智大学生命倫理研究所第8回共催公開シンポジウム2018』
〈全体テーマ〉: Stranger Ethics: 人は〈よそ者〉の何を恐れるのか?
〈日時・場所〉: 2018年10月13日 (土) 14:00〜17:30(13:30開場)@南山大学B21教室
〈趣旨〉:
時代や地域を問わず、特定の社会やコミュニティでは、難民、移民(移住者)、
ホームレス、出稼ぎ労働者等、いわゆる〈よそ者〉をめぐって、しばしば深刻な
対立や軋轢が生じる。
それぞれに異なる文脈的背景と原因に由来するそうした事態を理解する際に、
個々の問題状況を丁寧に踏まえることなく問題を過度に一般化することは、
本来多様な属性を有する個々の存在に対して〈よそ者〉としてのステレオタイプな
反応や忌避感を引き起こすことにつながる。
実際、問題を十把一絡げに断ずる言説は絶えないし、それに対する対抗言説が
奏功しないことも少なくない。
まるで多文化共生的な掛け声と排外主義的な心性はコインの表裏であるかのようである。
いずれにせよ、〈よそ者〉について倫理的に思考するための、個々の問題を包括的に
見通すための視座が必要である。
そこで本シンポジウムでは、〈よそ者〉と〈恐れ〉という視座からこれらの問題を
捉え直し、その本質に迫ることを試みる。
〈よそ者〉は時に歓迎され時に疎まれる存在であるが、〈よそ者〉が疎まれ
恐れられる場合に、何らかの社会的軋轢や問題が生じると考えられる。
またそこでは同時に、〈よそ者〉自身が社会やコミュニティに対して恐れを
抱いてもいるだろう。
恐れは冷静な問題把握を阻害しがちであり、相手への敵意や暴力を生み出す
ことも少なくない。
そこで問われるべきは、〈よそ者〉に(あるいは〈よそ者〉が)恐れを抱くとき、
一体何について恐れているのか、そして、そうした恐れに対してどのように
対応すべきか、ということであろう。
より根本的に考えるなら、そもそも〈よそ者〉とは誰であり、人が自らを
〈よそ者〉でないと自認するのはどういうことなのか、といった〈よそ者〉の
境界問題も視野に入る。
本シンポジウムでは、様々な形で問題化される〈よそ者〉をめぐる社会倫理について、
哲学、社会学、心理学の観点から包括的に考察し、排外的な心性が見え隠れするかの
ような昨今の世界情勢にあって短絡的思考に陥らないための処方箋のありかを
探ることを試みる。
●第1報告: 「〈よそ者〉どうしの倫理―カントの世界市民論から考える
寺田俊郎(上智大学文学部教授: 哲学,臨床哲学)
●第2報告: 「社会学的〈よそ者〉論の課題と展望―社会学説史・在日外国人研究の知見から」
徳田剛(大谷大学社会学部准教授: 地域社会学,災害研究,社会学理論)
●第3報告: 「〈よそ者〉を恐れる心」
土屋耕治(南山大学人文学部講師: 社会心理学)
●司会兼討論者 奥田太郎(南山大学社会倫理研究所教授: 倫理学,応用倫理学)
主催 南山大学社会倫理研究所
共催 上智大学生命倫理研究所
詳細: http://rci.nanzan-u.ac.jp/ISE/ja/activities/event/013323.html
ポスター: http://rci.nanzan-u.ac.jp/ISE/ja/activities/item/2018symposium.pdf
Date:2018/09/22 (Sat)
名古屋大学の石井です。日本心理学会第82回大会の前日企画(ICP記念事業企画)として、以下のセッションを企画しています。席に余裕があります。非会員の方、また第82回大会に参加されない方でも聴講可能です。事前申し込みは不要です。奮ってご参加ください。
1.日 時: 9月24日 (月) 11時00分−17時00分
2.場 所: 仙台国際センター 会議棟 3F 小会議室8
3.概 要:
11:00-11:10
あいさつ
11:10-12:10
"Culture and social hierarchy:Psychological correlates of socioeconomic status across cultures"
宮本百合(ウィスコンシン大学)
12:10-14:20
ランチ・国内外の若手研究者によるポスターセッション
14:20-15:00
"Multiple group membership and cognitive performances with Indonesian sample"
後藤伸彦(京都ノートルダム女子大学)
15:10-15:50
"The role of knowledge and goal in collective action"
李楊(メルボルン大学)
16:00-17:00
"Person-culture mismatch is associated with marginalization"
Vinai Norasakkunkit(ゴンザガ大学)
--
Keiko Ishii, Ph.D.
Graduate School of Informatics
Nagoya University
Furo-cho, Chikusa-ku, Nagoya 464-8601 Japan https://sites.google.com/view/ishiik/
Phone: +81-52-789-4884
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