Date:2015/05/13 (Wed)
6月のKSP例会を下記のとおり開催いたします。
多くの皆様にご参加いただけますよう、お願い申し上げます。
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<ご挨拶>
関西社会心理学会研究会の皆様
私は、消費者庁消費者安全課の金田直樹と申します。このたび、木下先生のお薦めを頂戴し、皆様から、KSPの6月の例会において発表する機会を与えて頂き感謝申し上げます。
ご存知のとおり、2011年の東京電力福島第一原子力発電所の事故により、食の安全・安心が脅かされる事態が発生しました。
この事態に対応すべく、政府は、これまで食の安全・安心に関する取組を重点的に展開してきています。その中で、消費者庁は、食品安全行政の指令塔機能を担い、食品安全行政関係府省(内閣府食品安全委員会、厚生労働省、農林水産省及び環境省等)の事務の調整を担うほか、自らも積極的に地方自治体や各地の消費者団体等と連携し、消費者への正確な情報提供を行い、消費者自らの判断による消費行動の達成を目的としてリスクコミュニケーションに取組できているところです。
今般の発表では、これまでこの取組に共に関ってきた当課の石川課長補佐ほかの職員も参加させていただき、これまで全国で400回以上開催してきたリスクコミュニケーション等の活動報告を行います。併せて、「風評被害に関する消費者意識の実態調査(全5回)」の概要もご紹介します。
当日は、当庁のこれまでの実地での経験を通じて得た、「効果的なリスクコミュニケーション」のあり方についても報告させて頂きます。ぜひ、多くの会員の皆様のご参加とご意見等を頂ければ幸いです。
消費者庁消費者安全課 企画官 金田直樹(かねた なおき)
【日時・場所】
2015年 6月27日(土)14時から17時・ 京都大学楽友会館1階会議室
楽友会館は京大吉田キャンパス南側にあります。左京区の東大路通りと近衛通りの交差点を東に少し入ったところです。075-753-7603
アクセスはJR京都駅からは市バス206系統東山通り経由で40分弱。阪急河原町からは市バス201系統祇園・百万遍行き、もしくは31系統東山通り・高野・岩倉行きに乗車して30分弱。下車する停留所はいずれも近衛通り。なお詳しくは「京大・楽友会館」でネット検索して下さい。
【発表題目】
「消費者・生活者の視点に立ったリスクコミュニケーションを目指して
〜食品中の放射性物質に関するリスコミ会場とその経験からの報告〜」
【概要】
・食品安全行政における消費者庁の役割
・食品安全行政において想定している「リスクコミュニケーション」とは
・「食品中の放射性物質の評価と管理の現状」に関するリスクコミュニケーション等の概要
・リスクコミュニケーション会場アンケートからの結果
・当庁が実施している「風評被害に関する消費者意識の実態調査(全5回)」の概要
・今後のリスクコミュニケーションのあり方について
[懇親会}
研究会終了後17時30分より、同じ楽友会館で懇親会を開催します。みなさまのご参加をお待ちしています。研究者と行政がインフォーマルに話し合えるまたとない機会です。消費者庁からは金田さん以下5人も参加されます。世話は木下が行いますので、予約申し込みは下記のアドレスにお願い致します。tomio.kinoshita.74n@st.kyoto-u.ac.jp
懇親会場の関係で満員になったら締め切らせて頂きますのでご了解下さい。なお会費は有職者が4千円、学生2千円程度です。
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今後のKSPの予定です。
7月18日 竹村 和久先生(早稲田大学)
8月 休会
9月 清水 裕士先生(関西学院大)
10月 阿形 亜子先生(大阪大学)
11月 小山内 秀和先生(京都大学)
KSP(関西社会心理学研究会) https://sites.google.com/site/kansaisocpsy/
Date:2015/05/11 (Mon)
日本グループ・ダイナミックス学会は、アジア社会心理学会との交流・連携を促進するために、日本国外で開催されるアジア社会心理学会で発表される、本学会所属の若手研究者による優れた研究に対して渡航経費の一部を補助することになりました。 ここでは、応募資格等の概要を記載いたします。なお、詳細につきましては以下のページをご覧ください。
http://www.groupdynamics.gr.jp/support.html
応募資格
本学会に所属し下記のいずれかに該当する者。いずれも年齢は問わない。ただし、出願締め切り時点で、日本学術振興会特別研究員に採用されている、もしくは採用が内定しているものは応募資格を持たない。
1) 正規の学籍を持つ大学院生。
2) 大学院博士後期課程入学後6年未満で、社会心理学の研究・教育に携わる者。
出願締切
2015年5月25日(必着)までに、下記の住所に願書と必要書類を送付すること。
送付先
〒602-8048 京都市上京区下立売通小川東入ル
中西印刷株式会社 学会部内
日本グループ・ダイナミックス学会事務支局
補助対象者の決定
2015年6月中旬までに、本人宛に通知する。
Date:2015/05/11 (Mon)
創価大学協同教育研究推進プロジェクトhttp://pace.soka.ac.jp/ では、アクティブラーニングに注目して大学の授業に協同的学びを組み入れる方法の開発・検証を行っています。
このたび本プロジェクトではミシガン大学の北山忍先生をお招きし、下記のように公開勉強会を行うことにいたします。文化と人の心に関して先端的なお話を伺う機会です。特に参加資格はございませんのでお気軽にご参加ください。
【日時】
2015年6月4日(木)15:00〜17:00
【場所】
創価大学文系校舎(A棟)2階202
http://www.soka.ac.jp/access/ (中央教育棟の右隣の建物)
【話題提供者】
北山 忍(ミシガン大学心理学部教授)
【タイトル】
心の文化的多様性―その起源を考える―
【概要】
洋の東西の文化、特に西欧・北米の文化と東アジアの文化にすむ人々を較べると、認知・感情・動機づけといった様々な心理機能にかなりの差異が認められる。総じて、欧米人と較べてアジア人は、より協調的(あるいは非独立的)、かつ包括的(あるいは分析的)である。しかし、ここに見られる文化間の心理的差異の起源は明らかではない。ここでは、現在見られる洋の東西の心理的差異が、過去一万年の間に、地域的生態環境とそこから派生する生業形態(特に牧畜や稲作と麦作などの農耕)に適応する形で生じてきたという仮説を検討する。 さらに、社会・生態・文化的適応の過程では、特定の遺伝子多型が選択的に母集団に取り込まれてきた可能性がある。これらの仮説の実証的根拠を検討し、心理学ばかりでなく、生物学、脳科学、さらには遺伝学などを取り込んだ総合的文化研究が、人の心の解明に不可欠であると結論する。
【参加費】無料
会場の関係上、ご参加いただける方は、5月28日までにhttp://pace.soka.ac.jp/869/ でお申し込みいただくか、森川(myumi [at] soka.ac.jp)までご連絡ください。
Date:2015/05/09 (Sat)
広島大学では主に若手の社会心理学者で活発に議論をする場を設けるため,
広島社会心理学研究会を開催しています。
下記の要領で研究会が開催されますのでお知らせします。
皆さまのご参加をお待ちしています。
日時:2015年6月6日(土) 15:00〜18:00
場所:広島大学(東広島キャンパス)総合科学部事務棟3階 第一会議室
http://www.hiroshima-u.ac.jp/top/access/higashihiroshima/
研究会後,懇親会も予定しています。
参加ご希望の方は人数の確認のため前日までに中島までご連絡ください。
発表者
三船恒裕(高知工科大学)
発表題目
外集団攻撃の社会心理学
発表概要
人々は内集団に対して協力し、外集団に対して攻撃する傾向を持ちます。この傾向は「合理的には」内外集団を区別する理由がないと思われる最小条件集団でも見られ、従って内集団バイアスと呼ばれています。これらは社会心理学の中では「当たり前」と呼ばれる知識となっていますが、近年の研究では「内集団に対する協力」と「外集団に対する攻撃」は異なるメカニズムで生起すると主張されています。そして、これまで盛んに研究がなされてきたのは主に内集団協力に関してであり、外集団攻撃に関してはそれほど多くの研究がなされていない、というのはあまり知られていません。一方、外集団攻撃を含めた内集団バイアス現象は社会心理学のみならず、経済学や生物学などにおいても注目を浴びつつあります。 本発表では特に外集団攻撃に関するこれまでの研究をレビューしつつ、発表者が実施した「先制攻撃ゲーム」を用いた研究についても報告します。特に、少し解釈に困るような未発表データも報告させていただきますので、参加者の皆様から忌憚のないご意見をいただければ幸いです。
連絡先
広島大学大学院教育学研究科 中島健一郎(kennakashi[あっとまーく]hiroshima-u.ac.jp)まで
※[あっとまーく]を@にかえてください
Date:2015/05/09 (Sat)
東京未来大学の鈴木公啓です。
よそおい・しぐさ研究会のお知らせです。
第19回の開催が決定しましたので,その詳細をご案内いたします。皆様の御参加をお待ちしております。
第19回
「装う行為を通した多重的活動への参与」
■企画主旨
装うということは,それは他者に対する自己呈示であると同時に,様々な活動に同時並行的に参与するものである。そこで,本企画では,全く別のフェーズ,現象に注目しているお二人の登壇者のご発表を通して,装うという活動について考えてみたい。
◇タイトル1
「青年期の身体装飾に関する一考察」
◇企画趣旨1
近年、青年を中心に身体装飾としてピアスやタトゥーなどの人気が高まってきており、ピアッシングやいれずみ(タトゥー)をしている人の数が増えてきただけではなく、より広い範囲の社会階級にまで広まってきている.身体装飾とは、ピアスやタトゥーなどのように身体に直接何らかの装飾を施す行為であるが、こうした行為に対してこれまでは抵抗感や否定的なイメージをもたれることが多かった。しかし、こうした身体装飾への意識は、現代社会において変化してきていると考えられる。 本発表では、身体装飾の中でもピアスといれずみ(タトゥー)に焦点を当て、これまで行ってきた研究に基づいて青年期における身体装飾の経験やその意味について考察を行う。
◇話す人1
大久保智生(香川大学)
○タイトル2
「タイトルメイク動画におけるマルチアクティビティー」
○企画趣旨2
メイク動画では、行為者が行う化粧の行程を実演すると同時に教示するというマルチアクティブな活動が行われている。まず談話行動としての教示と、非談話行動としての実演を、それぞれのユニットに分割する。発話は、談話ユニット(Grosz & Sidner 1986)をタグ付けする。動作は、ジェスチャー・ユニット(Kendon 2004)を援用してメイク・ユニットとその下位分類をタグ付けし、特にメイク・ユニットとメイク句を注目する非談話ユニットとして採用する。これらの談話/非談話ユニットの境界が一致しているか不一致かを記述することで、行為者の自らの行為に対する注意がいかに動くかを捉える。注意の動きによってスムーズに行われる、あるいは停滞してしまうマルチアクティビティーの有り様を記述する。
○話す人2
天谷晴香(東京大学大学院)
◆日時
2015年5月30日(土)13:30〜17:00
◆会場
立命館大学 東京キャンパス ミーティングルーム
◆参加手続き
会場の都合上,参加者氏名を先に登録しておく必要があります。事前(5/18まで)に参加のご連絡をお願いいたします。
◆主催
よそおい・しぐさ研究会
◆第19回研究会お問い合わせ先
荒川(第19回担当)
arakawa[at]musabi.ac.jp
◆研究会URL
http://www.nurs.or.jp/~suzuki_psychology/ys.html
Date:2015/05/08 (Fri)
昨年度をもちまして、日本グループダイナミックス学会(JGDA)はアジア社会心理学会(AASP)への経済的支援を打ち切りました。ただし、AASPは、長年の支援への感謝の意として、本年度の大会に限り、JGDA会員(2014年度会費納入者、2015年度新入会者)に対して、AASP会員レートでの参加を認めていただけることになりました。AASP会員レートは、7月30日までの支払いの場合はUS$250、それ以降は当日料のUS$300となります。
現在AASP大会実行委員会とJGDA会員の登録方法について協議しております。現ウェブページではAASP会員ではないと登録できないようになっていますが、登録方法が決まり次第またご連絡いたします。
【参考情報】
1. 大会ウェブサイト:
http://papconvention.org/
2. 参加申し込みについて:
http://papconvention.org/registration/participant.html
3. 参加費用
Early Registration (until July 31, 2015)
AASP member US$250
non-AASP member US$315
non-AASP student US$165
On-site Registration (from August 1, 2015)
AASP member US$300
non-AASP member US$365
non-AASP student US$175
注意:上記AASP member料が適用されるのは、2014年度の日本グループダイナミックス学会年会費を納入された方、または2015年度入会・会費納入された方に限定されます。その他の方はnon-AASP member料が適用されます。
Date:2015/05/08 (Fri)
関西学院大学では,2015年4月に社会心理学研究センター(KG-RCSP,http://www.kg-rcsp.com/)を開設しました.このセンターは,社会心理学およびその関連領域に関心をもつ学内外の研究者の相互交流を促進し,研究の活性化を図るとともに,学外に対して研究の可視性を高め,成果を学界だけではなく社会一般に広く還元することを目的として運営しています.
このたびご案内するのは,センターとして初めて開催する第1回セミナーで,進化心理学をご専門とする平石界さん(慶應義塾大学)にお越しいただきます.是非,多くの方と楽しい議論の時間をご一緒できればと存じます.よろしくお願いいたします.
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第1回KG-RCSPセミナー
http://www.kg-rcsp.com/news/kg-rcsp-seminar001/
日時:2015年6月12日(金)13:30〜15:30(終了時間は予定です)
場所:関西学院大学上ケ原キャンパス F号館103号室
(アクセス:http://www.kwansei.ac.jp/pr/pr_000374.html,キャンパスマップ:http://www.kwansei.ac.jp/pr/pr_001086.html)
講演者:平石界さん(慶應義塾大学文学部 kaihiraishi@gmail.com,@kaihiraishi on Twitter)
タイトル:道徳とイデオロギーを進化と遺伝から考えてみる
概要:
人間もまた、他の生命同様、自然淘汰による進化の産物であるという前提を受け入れるのであれば、人間活動の一側面である「道徳」や「イデオロギー」といったものにもまた、自然淘汰の影響(またはその痕跡)を求めることができるだろう。しかし、こうしたアプローチは「進化」「適応」「遺伝」といった概念の(ややもすれば)安易な適用につながる面があり、他方で、「自分はハードコア進化論者じゃないから...」という遠慮が、自由で活発な議論を妨げてしまっている面もある。
本報告では、報告者の行った双生児を対象とした公共財ゲーム実験研究(Hiraishi et al.,
2015)を題材に、進化、遺伝、適応、個人差、利他性といった概念について、まず整理を行う。その上で、これらの概念を用いて「イデオロギーの対立」という問題を分解する試みをしてみたい。特に後半部分については、固いアイディアを示すものではなく、むしろ参加者との議論の中から、新しいアイディアを探るようなものとなることを期待している。
Hiraishi, K., Shikishima, C., Yamagata, S., and Ando, J. (2015).
Heritability of decisions and outcomes of public goods games.
Frontiers in Psychology, 22 April 2015 | doi: 10.3389/fpsyg.2015.00373
http://journal.frontiersin.org/article/10.3389/fpsyg.2015.00373/abstract
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ご参加いただける方は,前日までに三浦麻子(asarin@kwansei.ac.jp,@asarin on Twitter)までご連絡下さい.
今後も,社会心理学とその研究活動に関わる様々なテーマについてセミナーを開催する予定です.最新情報はセンターWebサイト(http://www.kg-rcsp.com/)で逐次お知らせいたします.
Date:2015/04/30 (Thu)
2015年10月11日(日)〜10月12日(月・祝)に奈良大学で開催いたします
第62回大会について、先日1号通信をお送りいたしました。
メールニュースでも改めてスケジュール等をお知らせいたします。
・発表登録 :2015 年6 月12 日(金)午後6 時まで
・参加登録 :2015 年8 月10 日(月)午後6 時まで
・諸費用送金:2015 年8 月10 日(月)
大会トップページ
http://groupdynamics62.com/index.html
大会当日は3連休となっており、直前になると周辺の宿泊施設の確保が難しくなる可能性がございます。発表・参加登録の際には、併せて宿泊施設も確保されますようお願いいたします。
日本グループ・ダイナミックス学会第62回大会準備委員会
Date:2015/04/25 (Sat)
関係者の皆様,
#重複して受け取られた場合はご容赦ください.
2015年8月21日(金),22日(土)に電子情報通信学会,ヒューマンコミュニケーション基礎(HCS)とヴァーバル・ノンヴァーバル・コミュニケーション研究会(VNV)の合同研究会を開催します.募集テーマは,「コミュニケーションと関係構築および一般」です.みなさまの多数のご応募をお待ちしています.
どうぞよろしくお願いします.
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電子情報通信学会ヒューマンコミュニケーション基礎(HCS)&ヴァーバル・ノンヴァーバル・コミュニケーション研究会(VNV)合同研究会
「コミュニケーションと関係構築および一般」発表募集
HCS: http://www.ieice.org/~hcs/
VNV: http://www.ieice.org/~vnv/
[概要]
テーマ:コミュニケーションと関係構築および一般
開催日:2015年8月21日(金)〜22日(土)
開催場所:立命館大学朱雀キャンパス, 大講義室
[スケジュール]
エントリー期限:6月12日(金)
研究会技報用原稿締切:7月23日(木)
[発表申込方法]
http://www.ieice.org/ken/program/index.php?tgid=IEICE-HCS
[テーマ]
電子情報通信学会VNV研究会とHCS研究会では,これまで合同研究会の開催を通して,言語コミュニケーションや対話構造,ジェスチャー,パラ言語,メディアを利用した対話環境,コミュニケーション場面における社会心理学的な側面など,幅広い視野に立って人間の言語・非言語コミュニケーション活動に関する研究を議論する機会を恒例化してきました.
昨年は立命館大学の朱雀キャンパスにおいて18件の一般発表と1件の招待講演が行なわれました.本研究会では,1件あたりの発表時間を30-40分程度(質疑応答込み)と比較的長く確保しており,どの発表に対しても深く踏み込んだ実のある議論が繰り広げられました.今年もこの形式を踏襲し,さらに活発な議論が行なわれることを大いに期待しています.
今年度もJR京都駅からのアクセスが良い同会場にて,HCS/VNVによる合同研究会を開催いたします.今回は「コミュニケーションと関係構築」というテーマで,コミュニケーションに影響を与えている,あるいはコミュニケーションによって達成される「関係構築」に関わる次のような研究発表を積極的に募集します.トピックの例として以下のものが挙げられます.
-人間同士のコミュニケーションにおける関係性に注目した研究
-人と人以外の人工物や環境との関係に注目した研究
-コミュニケーションの中で変容していく関係性のダイナミズムに着目した研究
-様々なかたちでの関係構築を支援する実践やシステムの提案
また,このテーマに関連する発表でセッションを構成させていただく予定ですが,このテーマに関わらないヒューマン・コミュニケーションやヴァーバル・ノンヴァーバル・コミュニケーションに関連する一般の発表のご応募もお待ちしております.
日頃の研究成果や研究の取り組み状況の報告をこの機会に是非ご発表ください.皆様からの積極的な発表申し込みをお待ちしております.
[招待講演]
-講演者:加納政芳先生(中京大学)
-内容:TBA
[問い合わせ先]
問合せ先(HCS):林 勇吾(立命館大学)E-mail:yhayashi[at]fc.ritsumei.ac.jp
問合せ先(VNV):菊地 浩平(国立情報学研究所)E-mail:vadise[at]nii.ac.jp
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Date:2015/04/18 (Sat)
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第422回KSP(関西社会心理学研究会)のお知らせ
5月のKSP例会を下記のとおり開催いたします。
多くの皆様にご参加いただけますよう、お願い申し上げます。
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みなさま
神戸大学の大坪です
第422回KSPでは、神戸大学大学院人文学研究のAdam Smith(学術研究員)が発表させて頂きます。
今回の発表は、Smith氏が昨年の夏にマイアミ大学に提出した博士論文に基づくもので、感謝感情を進化心理学的観点から扱ったものです。
具体的には、感謝感情が他者との社会的交換関係構築をうながす適応的な機能をもつというアイデアに基づきます。
このアイデアが正しければ、すでに十分に親しい相手よりも見知らぬ相手に助けてもらったときの方が感謝は強く経験されることになります。
発表は基本的に英語で行います。ただし、パワーポイントのスライドには日本語を入れ、要点ごとに日本語のサマリーを入れます。
少し先のことになりますが、ご予定に入れていただければ幸いです。
【日時】
2015年5月16日(土) 14:30〜17:00
【発表者】
Adam Smith(神戸大学大学院人文学研究科)
【発表題目】
The evolutionary psychology of gratitude: A basic human emotion for
initiating and strengthening interpersonal relationships
【概要】
Gratitude may function to foster human sociality. Exactly how gratitude performs this possible function, however, is a question that has received little scientific attention. Many recent investigations? primarily concerned with the positive emotional outcomes associated with the experience of gratitude?have overlooked the fundamental mechanistic operations that permit the very existence of gratitude. My research addresses this oversight by capitalizing on advancements in the evolutionary psychological study of function and internal regulatory variables. I approach gratitude as a psychological adaptation that functions to coordinate behaviors that initiate and strengthen interpersonal relationships in conjunction with an internal regulatory variable responsible for tracking interpersonal welfare valuation, the Welfare Tradeoff Ratio (WTR). I will present results from three studies that induced gratitude between strangers (Study One), friends (Study Two), and siblings (Study Three), and assessed for changes in WTR. Positive changes in WTRs for strangers coincided with an emotional response of gratitude and a series of affiliative behaviors that presumably act to initiate new relationships. Null changes, as opposed to positive or negative changes, in the already high WTRs of friends and siblings for each other, also coincided with gratitude and behaviors that presumably act to strengthen established bonds.
【場所】
神戸大学文学部 1F 学生ホール
阪急六甲駅、JR六甲道駅、阪神御影駅のいずれかの駅から、神戸市バス36系統鶴甲団地行(または鶴甲2丁目止まり)に乗車し、「神大文理農学部前」で下車、目の前の入り口をまっすぐお進みください。突き当りの建物が文学部です。
http://www.kobe-u.ac.jp/guid/access/rokko/rokkodai-dai2.html
※当日は「正面玄関のみ」開錠されています。
【懇親会】
研究会終了後、阪急六甲駅付近で懇親会を開催したいと思います。
当日、ご希望をうかがう予定です。
この発表について、ご質問などあれば大坪(yohtsubo@lit.kobe-u.ac.jp)までお問い合わせください。
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KSP(関西社会心理学研究会) https://sites.google.com/site/kansaisocpsy/
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中西印刷株式会社学会部・日本グループ・ダイナミックス学会担当(jgda(at)nacos.com)まで。(at)を@に変えてください。
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