Date:2015/01/23 (Fri)
心理学だけでなく、英語教育やその他多くの研究分野でも、南風原朝和先生(東京大学)の『心理統計学の基礎:統合的理解のために』にお世話になった方は多いと思います。昨年末にその続篇『続・心理統計学の基礎:統合的理解を広げ深める』が出版されました。そこで SappoRo.R のスピンオフ企画として本書の読書会を以下の日程で開催することにしました。お忙しい時期とは思いますが、多くの方のご参加をお待ちしております。なお、人数把握のため、事前申し込みをお願いいたします(http://t.co/EyUaNLXwRD)。
『続・心理統計学の基礎』(南風原朝和 著)読書会
日時:2015年2月25日(水)10:00-17:00
場所:北海学園大学豊平キャンパス 行動科学実験室1(7号館6階)
(札幌市営地下鉄東豊線学園前駅直近)
http://hgu.jp/guide/toyohira_campus/
講師:前田和寛先生(比治山大学短期大学部)
プログラム(予定)
10:00-10:10 開会式
10:10-12:00 「分布間の関係と非心分布への拡張:検定力と信頼区間のために」(第2章)
13:00-14:30 「効果量 (1):2変数データの分析において」(第3章)
15:00-16:30 「効果量 (2):多変数データの分析において」(第4章)
16:30-16:55 「質疑応答、またはベイズ推論」
16:55-17:00 閉会式
18:00-21:00 懇親会(サッポロビール園(http://www.sapporo-bier-garten.jp/)を予定)
・本企画に興味のある方でしたらどなたでも参加できます(事前申し込みが必要です http://t.co/EyUaNLXwRD)。
・会場まで来られない方は、Skype による遠隔参加も受け付けます。
・『続・心理統計学の基礎(http://www.amazon.co.jp/dp/4641220417/)』は各自でお求めください。
・『心理統計学の基礎(http://www.amazon.co.jp/dp/4641121605/)』を未読の方はそちらに先に目を通すほうがよいかもしれません。
・読書会で扱う第2章–第4章を事前に読んできていただくのが望ましいですが、必須ではありません。
・発表資料等は開催後webにて公開予定です。
お問い合わせ
浦野研(北海学園大学) uranoあっとhgu.jp (あっとを@にご変換ください)
詳細・申し込みについては以下のサイトをご覧ください
http://t.co/EyUaNLXwRD
Date:2015/01/23 (Fri)
来月2月21日にQSP研究会を開催することになりましたので、ご案内いたします。QSPは,北部九州の社会心理学者を中心として不定期に開催される研究会です。
今回は、武蔵大学の森永雄太氏をお迎えして、「ワーク・モチベーション」に関するテーマで研究会を開催したいと思います。
関心のある方はどうぞご参集ください。
【日時】2015年2月21日(土)午後2時〜
【場所】福岡大学 文系センター9階 学部共同研究室B
■交通アクセス
http://www.fukuoka-u.ac.jp/help/map/
■キャンパスマップ
http://www.fukuoka-u.ac.jp/aboutus/facilities/map.pdf
文系センターは、地下鉄七隈線「福大前」駅の1番出口から出て真っ正面のビルです
【発表者1】池田浩(福岡大学)
【題目】ワーク・モチベーションの測定を巡る国内外の動向と新しい尺度の開発
【概要】
ワークモチベーションは、ホーソン研究以来、組織や個人のパフォーマンス(業績や創造性など)を規定する主要な要因として、数多くの理論が提唱され、また莫大な実証研究が蓄積されてきた。ところが、いざワークモチベーションを測定して他の変数との関連性を検討しようとすると、それを測定できる適切な尺度が見当たらないという壁に直面する。
そこで、本報告では、これまでの国内外におけるワークモチベーションの測定方法や尺度について概観するとともに、現在のスタンダードな定義と枠組みに基づいて作成した新しいワークモチベーション尺度を用いた一連の研究成果を報告する。
なお、今回報告する一連の研究は森永氏(武蔵大学)と共同で実施したものである。
【発表者2】森永雄太(武蔵大学)
【題目】ワーク・モチベーションの自己調整に関する研究
【概要】
本報告では、ワーク・モチベーションの自己調整に関連する2つの研究を報告する。第1に、自己調整の前提となるモチベーションの個人内変動について日誌法を用いて記述した探索的研究について報告する。第2に、個人内変動をもたらす自己調整行動として「ジョブ・クラフティング行動」をとりあげ、ジョブ・クラフティング行動を導く要因について報告する。
【懇親会】研究会終了後 18時から天神界隈で懇親会を行う予定です。
懇親会参加希望の方は、前日までにikedah@fukuoka-u.ac.jpまでご連絡ください。
また、今回のQSPに関するお問い合せは、福岡大学 池田浩(ikedah@fukuoka-u.ac.jp)までご連絡下さい。
多数の皆様のご参加をお待ちしております。
Date:2015/01/22 (Thu)
社会行動研究会の開催をお知らせいたします。
【日時】2月21日(土)15:00〜
【場所】東洋大学白山キャンパス6号館2階6209教室
会場案内図:http://www.toyo.ac.jp/site/access/access-hakusan.html
【発表者】荻原祐二(京都大学)
福島慎太郎(京都大学)
【発表者】荻原祐二(京都大学)
【タイトル】「ユニークな名前は増加しているか?日本文化における個性追求と個人主義化」
【概要】
これまで文化心理学は、社会・文化環境と心理の相互構成理論を前提としながら、人間の様々な心理プロセスや行動傾向において体系的な文化による違いが存在することを示してきた。しかし、これまでのほとんどの研究は、相互構成というダイナミックなプロセスを前提としながらも、一時点での比較に留まることが多く、文化が動的で変容し得るという側面を十分に検討できていなかった。実際に、アーカイブデータ(離婚率や家族サイズなど)を用いた分析では、日本とアメリカにおいて個人主義傾向が上昇していることが示されている。アーカイブデータはその性質上、過去から継続して同一の計量方式や質問項目が用いられ、そのデータが蓄積されている必要があるため、扱うことができる対象や領域が限定的にならざるを得ない。一方で、広告や教科書など、有形で共有された文化表象である文化的産物を用いることによって、文化の変容を幅広く検討することができる。しかし、東アジアにおける個人主義に関する文化の変容を、文化的産物を用いて検討した研究はほとんど存在しない。
よって本研究では、先行研究において個人主義指標として妥当であることが示されている子どもの名前を文化的産物の一つとして用いて、日本文化が個人主義化しているかどうかを検討した。
また、近年の日本において、ユニークな名前が増加している可能性が、人類学や社会学、言語学などにおいて議論されている。さらに、学術界だけでなく世間一般においても、ユニークな名前を子どもに与えることの是非やその社会的帰結について注目が集まっている。しかし、ユニークな名前が増加しているかについての実証的な知見はほとんど提出されていない。ユニークな名前が本当に増加しているかを実証的に検討することは、心理学だけでなく他の学術領域と社会にも意義がある情報を提供することができると考えられる。 研究1と研究2では、人間の赤ちゃんの名前の経時変化を分析した。
研究3では、ユニークな名前を与える傾向が人間だけではなく犬の名前においても追試されるかどうかを検討した。3つの研究を通して、これまでほとんど検討されてこなかった文化の変容について、日本文化の個人主義化に焦点を当てながら議論する。
【発表者】福島慎太郎(京都大学)
【タイトル】「文化の単位と心・文化の相互構成―地域住民の信頼に焦点を当てた社会調査―」
【概要】
社会心理学は、心と社会の相互再構成のプロセスを解明するために、これまで主に「個人の社会性」を対象とした実証研究を通して、心の社会性にまつわる機能を精緻に分析してきた。しかし、アプローチ上、個人の合算を超えた社会単位のダイナミクスを実証的に捉えることに困難もかかえていた。
このような中、個人の心理行動傾向とともに、地域や集団で共有される文化固有の心理行動傾向を研究対象とすることで、集合的な社会現象を実証的に捉える研究が必要とされている。本発表では、まずこの文化の単位に関する実証研究を紹介する。具体的には、京都府北部の地域コミュニティ群を対象として、人々の心理行動傾向が個人に固有の特性と同時に多層的な集団に固有な特性を持つことを理論的・実証的に提示する。
この文化の単位にまつわる知見を概観した後に、文化の単位が維持・変容するダイナミズムを、住民の協力行動ならびに協力行動に対する期待である信頼を対象として実証的に示す。分析方法としては、個人(世帯)、集落コミュニティ、旧市町村の3つのレベルの相互影響過程を捉えるマルチレベル分析を使用する。そして、「文化の単位と心・文化の相互構成」に関する議論へと展開させる。
■懇親会(18:00〜)も予定しております。ぜひご参加ください。
(懇親会費は学生2,000円、一般は3,000〜4,000円程度を予定しています)
■研究会・懇親会ともに事前予約は不要です。
■お問い合わせは skk.society@gmail.com まで御願いいたします。
研究会幹事:井上裕珠(一橋大学)、尾崎由佳・小林麻衣・佐藤重隆(東洋大学)
社会行動研究会HP:https://sites.google.com/site/skksociety/
Date:2015/01/21 (Wed)
日本行動計量学会第17回春の合宿セミナーを以下の日時・場所にて開催いたしますので、ふるってご参加ください。
2月25日(水)までに事前登録・事前支払いを完了されますと,当日参加より参加費等が大幅に割引されます。
日時:2015年3月7日(土)〜3月8日(日)
場所:東京大学駒場Iキャンパス 11号館(東京都目黒区)
内容:以下の通り
【3月7日】
9時45分
・受付開始 開場
10時20分〜
・開会・オリエンテーション
10時30分〜12時30分 午前セッション
・1-1-1 【基調講演】行動計量学と統計的機械学習:
−Deep Learning による深層表現学習を中心に−
麻生英樹先生(産業技術総合研究所)
13時30分〜17時45分:途中休憩15分 午後セッション
・1-2-1 データ解析のための統計モデリング入門
久保拓弥先生(北海道大学)
・1-2-2 欠測データ解析入門
高井啓二先生(関西大学)
午後のコース終了後〜
・懇親会
【3月8日】
10時30分〜12時30分,13時30分〜15時 前半セッション
・2-1-1 状態空間モデルによる時系列解析の統一的理解と応用
猪狩良介先生(ビデオリサーチ)
・2-1-2 行動計量学のためのベイズ推定におけるモデル選択・評価
岡田謙介先生(専修大学)
15時15分〜18時15分 後半セッション
・2-2-1 消費者調査手法の新展開
−リサーチという経験のデザイン−
小野滋先生(インサイトファクトリー)
・2-2-2 クラスタリング・セグメンテーションとその応用
中山厚穂先生(首都大学東京)
参加費等詳細および事前登録方法
下記のウェブサイトをご覧ください
http://bayesian.wix.com/bsj2015springseminar
お問い合わせは
日本行動計量学会第17回春の合宿セミナー実行委員会
bsj-spring[アットマーク]toukei.org
までお願い致します。
Date:2015/01/17 (Sat)
東京未来大学の鈴木公啓です。
公益社団法人日本心理学会よそおい・しぐさ研究会のお知らせです。
第18回の開催が決定しましたので,その詳細をご案内いたします。皆様の御参加
をお待ちしております。
第18回「少女マンガにおける『デカ目』志向とそのルーツ」
◆企画趣旨
少女マンガの表現の特徴として、星を散りばめたような大きな瞳があげられることが多い。こうした顔の半分を占めるほどの大きな瞳は少女マンガの特徴としてだけでなく、日本のマンガ・アニメ表現、あるいはキャラクター文化の特徴としてたびたび指摘されるものでもある。今回の報告では、少女マンガにおける瞳の表現の変遷を辿りながら、近年の化粧文化における「デカ目」志向、海外に広がる「カワイイ文化」との関わりなど、大きな瞳が支持される背景について考察する。
◆話す人
増田のぞみ(甲南女子大学)
◆日時
2015年2月20日(金)16:00〜18:00
◆会場
立命館大学 梅田キャンパス第一教室
◆参加手続き
事前にご連絡いただけると助かります。
◆主催
公益社団法人日本心理学会よそおい・しぐさ研究会
◆第18回研究会お問い合わせ先
鈴木公啓(第18回担当)
suzukirt_[at]nifty.com([at]を@にして下さい)
◆研究会URL
http://www.nurs.or.jp/~suzuki_psychology/ys.html
Date:2015/01/17 (Sat)
みなさま
第419回KSPでは、京都大学大学院教育学研究科の楠見が話題提供をします。
忙しい時期ではありますが、多くの方にお越しいただければ幸いです。
【日時】
2014年2月21日(土) 14:00〜17:00頃まで
【発表者】
楠見 孝(京都大学大学院教育学研究科)
【場所】
京都大学吉田キャンパス 教育学部本館1F第一会議室(東側玄関から入り直進,右手)
(土曜日は玄関が施錠されています。13:30-14:00は案内の者が解錠します。14時以降お越しの際は,玄関掲示の携帯番号にお電話ください)
キャンパスマップ・アクセス http://www.educ.kyoto-u.ac.jp/visitors/acces/
【発表題目】
放射能リスク認知に及ぼす対立情報の統合過程と情報源の信頼度評価:被災地,首都圏,関西圏の比較と時間的推移の検討
【概要】
福島第1原発事故による食品放射能リスク認知に関する2つの共同研究の成果を報告します。
研究1では,被災地,首都圏,関西圏の1700人の市民対象の半年後から3年後までの4波調査をおこないました。市民の食品放射能リスク認知は,福島第1原発からの距離(被災県>首都圏>関西圏)と時間的推移(震災6ヶ月後>1年後>2年後>3年後)による低下がありました。同様のパタンは,放射能リスクに関する批判的で能動的な情報収集や,夫婦や子どもと放射能について話す時間についても見られました。また,放射能に関する情報源の信頼性評価は,とくに被災地における行政や政府への信頼度が低く,2年後から3年後にかけて若干上昇しましたが中点のレベルには達していないことがわかりました(楠見・三浦・小倉,2011,2012ほか)。
研究2では,被災地,首都圏の1800人の市民対象のインターネット実験を震災2年後と3年後におこないました。低線量の放射能について,危険-安全の対立情報を片面,両面提示で比較しました。その結果,危険-安全の両方の情報を受け取ることは,提示方法にかかわらずリスク認知とその確信度評価が低下すること。片面危険情報は,両面情報よりも,理解しやすく,信頼度が高く,情報は統合されずに,事前態度に近い情報が利用されやすいことがわかりました(楠見・平山・嘉志摩, 2013,2014)。
以上のような結果に基づいて、放射能リスクコミュニケーションの方法,批判的思考とメディアリテラシーの重要性について考察します。
参加者の皆さんからご意見を頂ければと幸いです。
【懇親会】
研究会終了後、京おばんさい「路地もん選果:おむら家」(百万遍交差点・西北)で,懇親会を開きます(17時半から20時まで,会費4000円くらい)。
懇親会参加希望の方は、前日までにkusumi@educ.kyoto-u.ac.jpまでご連絡をいただけますと幸いです。
**************************************************************************
今後のKSPの予定です。
3月28日(土) 島田 貴仁先生(科学警察研究所)
4月 小森めぐみ先生(四天王寺大学)
5月 Adam Randall Smith先生(神戸大学)
KSP(関西社会心理学研究会) https://sites.google.com/site/kansaisocpsy/
Date:2015/01/11 (Sun)
日本社会学会では、東日本大震災の発生後、研究活動委員会が中心となり、震災問題情報連絡会MLを立ち上げ、社会学を中心とした大震災関連の研究を「横につなぐ」プラットホームを設け、研究交流や調整の手助けを行ってきました。
http://www.gakkai.ne.jp/jss/2011/09/17111811.php
この度、各グループや研究者が個別に行ってきた震災・原発関連研究について、互いに紹介し、これからの研究活動を考える意味で、「東日本大震災研究交流会」を開催することになりました。
交流会の趣旨と申込方法は、日本社会学会のウェブサイトに掲載しております。
http://www.gakkai.ne.jp/jss/2015/01/07184152.php
この研究交流会は、さまざま隣接領域の研究者の方々との交流、マスコミ・行政機関との交流の機会を目指しております。
震災・原発関連研究に取り組んでおられる、隣接領域の先生方にもぜひご参加いただいて、御研究を御紹介いただいて、議論に加わっていただけましたら幸いです。
申込、問い合わせは下記のアドレスまでお問い合わせください。
御報告についての申込の締切は、2月末日です。
ご参加をお待ちしております。
アカウント名:震災問題情報連絡会研究集会事務局
メールアドレス:office150315dcworkshop@gmail.com
研究交流会代表:田中重好(名古屋大学)
研究交流会場担当:浅川達人(明治学院大学)
日本社会学会研究活動委員会震災問題情報連絡会担当:岩井紀子(大阪商業大学)
Date:2015/01/11 (Sun)
このたび、大阪商業大学JGSS研究センター(文部科学大臣認定日本版総合的社会調査研究拠点)では、個票データ利用の推進および研究成果の発表を目的に、JGSS個票データの分析に基づく論文を募集いたします。課題は特に指定しませんが、論文は未発表のものに限ります。
受付期間は2015年1月26日(月)までです。
なお、優秀な論文については、「JGSS研究発表会2014」において表彰式を行い、執筆者に報告していただきます(2015年2月予定、於:大阪商業大学、会場までの国内旅費を支給)。また、優秀論文は、JGSS研究論文集(2015年3月末刊行予定)に掲載し、JGSSのホームページから発信します。
執筆要領など、応募の詳細はJGSS研究センターのホームページ
http://jgss.daishodai.ac.jp をご覧ください。
お問い合わせ:大阪商業大学JGSS研究センター
(できるだけ電子メールにてお問い合わせ下さい)
Tel:06-6785-6013/Fax:06-6785-6011
http://jgss.daishodai.ac.jp E-mail:jgss@daishodai.ac.jp
Date:2015/01/10 (Sat)
皆様,
1月のS研の詳細についてご案内いたします。
皆様のご参加をお待ちしております。
--------------------------------------------------
S研(社会心理学研究会)のお知らせ
平成27年 1月
--------------------------------------------------
発表者 :川上直秋氏(筑波大学人間系)
発表題目:個人の中の二つのシステム―意識と無意識の処理特性―
発表要旨:
人間は認知処理過程の多くを意識的な気づきを伴わない潜在的な次元に依存することによって、膨大な情報を瞬間的に処理することが できると考えられています。情報過多とも呼ばれる現代社会では、無限の情報に効率的に対処するためにも、この「無意識」の認知過程が重要に なっていると言えます。方法論的にも、刺激の閾下呈示や種々の潜在指標の発展により、これらの検討が比較的身近なものになりました。
ところが、この領域に関する研究は、これまで「意識か無意識か」という文脈で語られることが多かったのも事実です。例えば、意識的に行われて いると考えられてきた処理が無意識にもできるのか、という具合です。しかし、発表者の最近の研究では、両者にオリジナルな処理特性があり、そ れらが個人内で相補的に機能することで、複雑かつ多様な社会的な認知を達成している可能性を示唆しています。
そこで、この度は単純接触やプライミングの枠組みにおいて、閾上呈示/閾下呈示、顕在指標/潜在指標を組み合わせた発表者のここ数年の研究を 報告します。これを通して、意識的処理と無意識的処理の特徴、両者の関係性、そして無意識的処理の可能性に言及できればと考えています。
日時 :1月31日(土)午後3時から
場所 :筑波大学東京キャンパス文京校舎4階 409講義室
東京メトロ丸の内線「茗荷谷」下車 徒歩5分程度
詳細は下記のアクセスマップをご覧ください。
(アクセスマップ:http://www.tsukuba.ac.jp/access/bunkyo_access.html)
多数の皆様のご参加をお待ちしております。
-------------------------------------------
ただ今,S研にてご発表くださる方を募集しています。
ご発表をお考えの方がいらっしゃいましたら,
お気軽に担当者(shinn.syr833@gmail.com)まで
ご連絡ください。
---------------------------------------------------------
S研メーリングリスト担当:仲嶺 真(筑波大学大学院)
---------------------------------------------------------
Date:2015/01/08 (Thu)
昨年に引き続き同形式で開催いたします。ご関心の向きに転送自由です。よろしくお願いいたします。 心理学教育研究会 代表 北村英哉
第2回 心理学教育力パワーアップセミナー(一日講習会)
■日時:2014年3月19日(金)10:00-17:00(終了時間は予定)
■場所:武蔵野美術大学新宿サテライト(新宿センタービル9階)新宿駅徒歩7分 (http://cc.musabi.ac.jp/about /contact/access)
■企画趣旨
心理学の授業をしていて,なかなか思い通りにいかないことがある。「多くの 学生と関心があわない。」「自分の教える技術が足りないのか」といったいろんな葛藤を覚えるだろう。本企画では「正しい授業方法」を学ぶのではなく,自 分流ではない,他の教え方を安全な環境で体験することを目的と する。そし て,最終的に授業でより自由になるためのさまざまなツールを参加者が身につけ ることを目指す。なお修了者には修了証を贈呈する。
■対象者 大学院生,ポストドクター,大学の若手教員(常勤職15年程度まで, ただし応募多数の場合は,より年数の短い人を優先させて頂きます。)
■定員:30人程度
■参加費:2000円
■ファシリテータ:澤田匡人(宇都宮大学)・大久保智生(香川大学)・北村英哉(関西大学)・荒川歩(武蔵野美術大学)
■申込み・問い合わせ arakawa@musabi.ac.jp(担当:荒川 @を半角にしてください)
お申し込みの際には,ご所属・お名前と,身分(常勤職の方は何年目かも併せてお知らせください。グループ分けに使います。)
■申込み〆切:定員になり次第締め切ります。
■時間割(予定:変更・延長の可能性あり)
0限目(荒川):今日の流れの説明と諸連絡(10:00-10:10)
1限目(北村・荒川):授業の目標の設計とシラバス作成(10:10-12:00):学生にどのような力をつけるか
学習目標:授業目標の意識化と共有すべき内容の意識化
話題提供(20分)心理学専門科目と教養科目それぞれにおける学生の関心と多様な目標設計
概説(20分)心理学専門科目と教養科目それぞれにおけるコンテンツと試験・手法・シラバスに記載する内容
実習(30分)シラバスを書いてみよう。
議論(20分):グループに分かれて,どのような問題があるかを議論する。
お昼休み(12:00-12:30)
2限目(大久保):授業を準備する(12:30-14:10):コンテンツ・方法・枠組み・仕掛け準備。
学習目標:受講者の関心をつかみ,動機づけ,維持させる要素の意識化
話題提供(30分)・ 課題準備(20分)
実習(40分) 一人5分
議論(30分)
3限目(澤田):授業を運営する(14:20-16:00):わかりやすい授業を作る。
学習目標:わかりやすいプレゼンテーションの構造の意識化。
話題提供(30分)・課題準備(20分)
実習(40分) 一人5分
議論(30分)
4限目(荒川):授業のトラブルへの対応(16:10-16:50)
学習目標:多様な学生に対応し,集中力を維持する。苦情対応と,授業改善の方法を増やす。
ゲーミングと議論(30分)
修了証贈呈(16:50〜17:00)
懇親会(希望者・実費)
■実習の中で,こちらの用意した資料に基づき,簡単なプレゼンをその場で作っていただきますので,できればパソコンを持参ください。数台は貸与用に確保するつもりですので,持参できない方はご相談ください。
■グラウンドルール:参加者同士,グループ内の他の人の方法を批判してはならないというルールのもと,自由に試し,また他の人の良い点を発見して伝えあうことで,他の有り様を学ぶことを目標とします。
ファシリテータは議論の土台となる話題提供をしますが,それが唯一の解でもありませんし,そのまま真似したからといって,うまくいかない可能性が高いです。
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [25] [26] [27] [28] [29] [30] [31] [32] [33] [34] [35] [36] [37] [38] [39] [40] [41] [42] [43] [44] [45] [46] [47] [48] [49] [50] [51] [52] [53] [54] [55] [56] [57] [58] [59] [60] [61] [62] [63] [64] [65] [66] [67] [68] [69] [70] [71] [72] [73] [74] [75] [76] [77] [78] [79] [80] [81] [82] [83] [84] [85] [86] [87] [88] [89] [90] [91] [92] [93] [94] [95] [96] [97] [98] [99] [100] [101] [102] [103] [104] [105] [106] [107] [108] [109] [110] [111] [112] [113] [114] [115] [116] [117] [118] [119] [120] [121] [122] [123] [124] [125] [126] [127] [128] [129] [130] [131] [132] [133] [134] [135] [136] [137] [138] [139] [140] [141] [142] [143] [144] [145] [146] [147] [148] [149] [150]
中西印刷株式会社学会部・日本グループ・ダイナミックス学会担当(jgda(at)nacos.com)まで。(at)を@に変えてください。
Copyright © All Lights Reserved by the Japanese Group Dynamics Association, 2013