Date:2019/12/27 (Fri)
京都大学森里海連環学教育研究ユニットでは、2020年4月1日着任予定の
特定助教・特定研究員をあわせて8名募集いたします。
このプロジェクトの特徴はシチズンサイエンスです。
「科学者が市民に教える」という一方的な社会貢献ではなく、
「市民と一緒にデータを取って科学を発展させる」という新しいタイプの社会連携です。
人工知能とSNSを組み合わせて、現代社会にマッチしたおもしろいやり方を
提案していきますので、ぜひ仲間に加わってください。博士を持っている人
・持っていない人、どちらも大歓迎です。
人工知能・環境問題・生態系・社会心理学・公共政策など、幅広い分野の
みなさんの応募をお待ちしております。
説明会開催:プロジェクト構想についての説明会を、2020年1月10日(金)13時から、
京都大学農学部総合館N285 にて実施します。興味のある方はぜひお気軽に
お越しください。
ご都合が合わない方には個別にご説明しますので、ぜひ公募要領の
お問い合わせ先にご連絡ください。
応募締切:2020年1月24日(金)必着
公募要領:
博士号をお持ちの方
https://linkagain.kyoto-u.ac.jp/news/news-855/
博士号をお持ちでない方
https://linkagain.kyoto-u.ac.jp/news/news-856/
プロジェクト構想
https://linkagain.kyoto-u.ac.jp/news/news-857/
Date:2019/12/27 (Fri)
日本グループ・ダイナミックス学会
会員の皆様へ
ぐるだいニュース第56号を発行致しました。
以下のURLにてご覧ください。
http://www.groupdynamics.gr.jp/bulletin_gdnews.html
お忙しい中、作成にご協力いただきました皆様に感謝申し上げます。
皆さま、よいお年をお迎えください。
広報担当 常任理事 杉浦淳吉
広報補佐員 鵜子修司
Date:2019/12/24 (Tue)
大阪商業大学JGSS研究センター(日本版総合的社会調査共同研究拠点)では、
2020年1月11日(土)〜12日(日)の2日間にわたり、「JGSS国際シンポ
ジウム2020」を開催いたします。シンポジウム当日のプログラムが確定し、
優秀論文の受賞者が決まりましたので、ご案内申し上げます。
初日の1月11日は、「日本学術振興会『人文学・社会科学データインフラ
ストラクチャー構築推進事業』データ共有基盤の構築・強化に向けて」を
テーマとして、日本学術振興会、国立情報学研究所、各拠点機関より、
同事業についての取り組みを報告します。
1月12日は、世界価値観調査のPresidentであるChristian W.Haerpfer博士を
お招きして、基調講演をしていただくほか、JGSS、EASS(East Asian Social
Survey)プロジェクトに参加している日本、韓国、中国、台湾の研究者が、
それぞれの研究成果を発表します。また、「JGSS公募論文2019」優秀論文の表彰、
優秀論文受賞者による報告もあります。
■ 日時 1月11日(土)13:00〜 1月12日(日)17:45
■ 場所 大阪商業大学 ユニバーシティホール「蒼天」(大阪府東大阪市)
■ 参加申込 当センターホームページ(http://jgss.daishodai.ac.jp/)の
「新着情報」より参加申込用紙を入手のうえ、1月8日(水)まで、
Eメール(添付ファイル)でお申し込みください。
■ プログラム
● 1月11日(土)
<13:00〜16:30>
【Part I】「日本学術振興会『人文学・社会科学データインフラストラ
クチャー構築推進事業』データ共有基盤の構築・強化に向けて」のシンポ
ジウム(日本語)
廣松 毅(人文学・社会科学データインフラストラクチャー構築推進センター センター長)
「日本学術振興会『人文学・社会科学データインフラストラクチャー構築
推進事業』について」
朝岡 誠(国立情報学研究所オープンサイエンス基盤研究センター 特任助教)
「社会科学におけるオープンサイエンスのためのインフラストラクチャー」
三輪 哲(東京大学社会科学研究所 社会調査・データアーカイブ研究センター 教授)
「オープンサイエンス推進の時代における社会調査・データアーカイブ研究
センターの役割」
石井 加代子(慶應義塾大学経済研究所パネルデータ設計・解析センター/
慶應義塾大学経済学部 特任准教授)
「パネルデータ設計・解析センターの機能と発展」
田中 雅行(一橋大学経済研究所社会科学統計情報研究センター 准教授)
「人文学・社会科学データインフラストラクチャー構築推進事業
一橋大学における取組状況」
山田 太造(東京大学史料編纂所 助教)
「日本史史料の長期利用に向けたシステム環境整備」
宍戸 邦章(JGSS研究センター 運営委員/公共学部教授)
「データ整備とダウンロードシステムの構築」
「整備を進めているデータの紹介:経済ゲーム参加者の行動・心理特性、日本ビジネスエリート調査1960/1970、アジアンバロメーター調査4日本版など」
青柳 みどり(国立環境研究所社会環境システム研究センター 主席研究員)
「時系列調査について」
中谷 友樹(東北大学大学院環境科学研究科 教授)
「JGSSと地理情報の連結:地理的マルチレベルデータ解析の広がり」
<16:45〜17:50>
データインフラストラクチャーパネルディスカッション
<18:00〜19:30>
レセプション
● 1月12日(日)
<10:00〜12:20>
【Part II】JGSSシンポジウム(日本語)
孟 哲男(大阪商業大学JGSS研究センター 主任研究員)
「JGSSの回収率に関する研究:接触成功率・協力獲得率とインターフォンの種類」
宍戸 邦章(大阪商業大学JGSS研究センター運営委員/総合経営学部教授)
「JGSS累積データから見る日本人の意識と行動」
<JGSS公募論文2019 優秀論文の表彰と受賞者の報告>
中 澪(早稲田大学大学院文学研究科)
「同性愛に対する意識:JGSSを用いた規定要因分析と要因分解」
釜野 さおり(国立社会保障・人口問題研究所人口動向研究部 第2室長)
「日本における同性間の婚姻に対する意識:JGSS-2018を用いた分析」
阿部 彩(首都大学東京大学院人文科学研究科 教授)
「JGSSからみる貧困と家族からの孤立」
【Part III】 EASS Symposium (in English)
<13:30〜14:30>
□ Keynote Addresses
“The World Values Survey: Organization, History, and Findings in East Asia and Beyond (1981-2020)”
Christian W. Haerpfer (President of World Values Survey Association & Kseniya Kizilova, Head of the Secretariat, World Values Survey Association)
<14:45〜15:25>
□ Overview of East Asian Social Survey (EASS)
“Overview of EASS and EASS Data”
IWAI, Noriko (Professor, Director, JGSS Research Center, Osaka University of Commerce)
“Overview and Influence of KGSS”
KIM, Jibum (Professor, Survey Research Center, Sungkyunkwan University) KIM, Seokho (Department of Sociology, Seoul National University)
“Overview and Influence of CGSS”
WANG, Weidong (Associate Professor, School of Sociology and Population Studies, Renmin University of China)
“Overview and Influence of TSCS”
WU, Chyi-In (Deputy Director / Research Fellow, Institute of Sociology, Academia Sinica)
<15:25〜16:15>
□ Examination of Trend Over the Decade with EASS Data
“Results from EASS 2006 and EASS 2016 Family Module”
SASAKI, Takayuki (Member of JGSS Steering Committee/Associate Professor Faculty of Public Affairs, Osaka University of Commerce)
“Results from EASS 2008 and EASS 2018 Globalization Module”
TAKEMOTO, Keisuke (Post-doctoral Fellow JGSS Research Center, Osaka University of Commerce)
<16:30〜17:45>
□ EASS Panel Discussion on the Health Module: Toward the 2020 Health Module “Overview of the EASS 2010 Health Module and Macro Health Statistics Trends”
※プログラムの詳細は http://jgss.daishodai.ac.jp/JGSS_SYMPOSIUM2020.pdf
をご覧ください。
■ 問い合わせ先
大阪商業大学JGSS研究センター
(できるだけ電子メールにてお問い合わせ下さい)
Tel:06-6785-6013/Fax:06-6785-6011
http://jgss.daishodai.ac.jp E-mail:jgssd1801@daishodai.ac.jp
Date:2019/12/18 (Wed)
鈴鹿医療科学大学では、台湾で刑事司法制度や量刑相場をご研究の戴伸峰先生
(台湾国立中正大学)をお招きして公開特別講座を開催いたします。
事前登録は不要、入場も無料ですので、専門分野を問わず皆さま奮ってご参加ください。
【日 時】2020年2月22日(土) 13:00〜15:30
【会 場】鈴鹿医療科学大学千代崎キャンパスB講義棟1階3513室(アクセス
https://www.suzuka-u.ac.jp/campuslife/access; キャンパスマップ
https://www.suzuka-u.ac.jp/campuslife/chiyozaki_campus)
【講 師】戴 伸峰 氏(台湾国立中正大学教授)
【演 題】犯罪と逸脱の心理学:台湾の現状と展望
【概 要】日本同様、台湾もこれまでは治安がよい国とされ、一般市民は
あまり犯罪という現象に関心を寄せてこなかった。しかし、5年前に起こった
地下鉄無差別殺人事件以降、犯罪や刑事司法制度に対する関心が一気に高まり、
犯罪行為の背後に潜む心理要因がさかんに研究されるようになった。
そこで本講演では、まず近年の台湾の犯罪事情を概観し、“白ロース運動”や
“死刑廃止に関する論争”など世間を震撼させた事件からの刑事司法改革の
流れを分析する。そして、台湾に固有の犯罪事情(高齢犯罪、詐欺、薬物乱用)と
刑事司法制度に関する世論の変化(量刑相場)について、実証研究を交えながら報告する。
【指定討論者】大渕憲一 氏(東北大学名誉教授・放送大学宮城学習センター所長)
【使用言語】日本語
【主 催】鈴鹿医療科学大学保健衛生学部医療福祉学科
※お問い合わせは上原俊介(uehara@suzuka-u.ac.jp)までお願いします。
Date:2019/12/16 (Mon)
日本グループ・ダイナミックス学会会員各位
内閣府日本学術会議事務局より、以下のように研究者アンケートの依頼がきております。会員の皆さまのご協力をお願いいたします。
「研究に関する男女共同参画・ダイバーシティの推進状況に関するアンケー
ト調査(研究者対象)」の実施について(ご協力のお願い)
このたび、全国ダイバーシティネットワークの幹事機関である大阪大学と日本学術会議科学者委員会男女共同参画分科会・同アンケート検討小分科会は協力して、「研究に関する男女共同参画・ダイバーシティの推進状況に関するアンケート調査(研究者対象)」を実施いたします。お忙しい中恐縮ですが、ぜひご回答にご協力いただきますようお願い申し上げます。
アンケート専用の下記 WEB サイトに入ってご回答ください。アンケートには 2 種があり、匿名回答で、所要時間はいずれも 10 分程度です。アンケートの回答締め切りは、2020 年 1 月 10 日(金)です。詳細は下記サイトをご覧ください。
全国ダイバーシティネットワークの WEB サイト(アンケート専用)
https://www.opened.network/questionary/questionary-0002/
〇(調査1)大学・研究機関における男女共同参画の推進状況に対する意見・感想
〇(調査2)研究環境に関する意見・感想
全国ダイバーシティネットワーク https://www.opened.network/
日本学術会議科学者委員会男女共同参画分科会
同 アンケート検討小分科会
http://www.scj.go.jp/ja/member/iinkai/danjyo/index.html
○問い合わせ先 三成 mitunari■cc.nara-wu.ac.jp ■を@に直してご連絡ください。
Date:2019/12/16 (Mon)
第473回KSP(関西社会心理学研究会)のお知らせ
1月のKSP例会を下記のとおり開催いたします。
多くの皆様にご参加いただけますよう、お願い申し上げます。
******************************************************************
【日時】 2020年1月25日(土) 14:30〜17:00ごろまで
【場所】 関西大学 梅田キャンパス 7階(705)
【アクセス】 https://www.kansai-u.ac.jp/global/guide/access_umeda.html
阪急電鉄「大阪梅田」駅下車徒歩5分。JR「大阪」駅下車徒歩8分。
阪神電鉄「大阪梅田」駅下車徒歩11分。地下鉄御堂筋線「梅田」駅下車徒歩6分。
谷町線「東梅田」駅下車徒歩9分。四つ橋線「西梅田」駅下車徒歩13分。
※下記には阪急・大阪梅田駅とJR・大阪駅からのルートマップが掲載されています。
http://www.kansai-u.ac.jp/umeda/access/
【発表者】 阿部 晋吾(関西大学社会学部)
【タイトル】叱りの対人的影響
【概要】
今年度より関西大学に着任しました阿部と申します。私はこれまで怒りの
研究を通じて、その対人的影響、つまり怒りを表出することによる人間関係の
変化や問題の解消について検討してきました。その中で、自己愛傾向などの
性格特性の影響や、怒りの送り手だけでなく受け手の評価(表出された怒りを
正当なものとして受けとめるかどうか)の影響についても明らかにしてきました。
これらの研究知見を応用して、最近は叱りの対人的影響に関する研究を行って
います。紹介させていただく研究の多くは今年度学会発表したばかりで、
得られた結果を自分自身で十分に整理できていない部分もあります。
ぜひ皆様からのご意見・ご助言をいただければありがたく存じます。
【懇親会】
研究会終了後、18時から梅田駅付近で懇親会を開催したいと思います。
ご参加いただける方は、恐れ入りますが「1月22日(水)」までに、下記の
メールアドレスにご連絡いただければ幸いです。もちろん懇親会のみの
ご参加も大歓迎です。多くの方のご参加をお待ちしております。
【連絡先】阿部 晋吾 (s-abe@kansai-u.ac.jp)
******************************************************************
今後のKSPの予定です。
2月15日 増井啓太先生(追手門学院大学)
3月 加藤潤三先生(立命館大学)
KSP(関西社会心理学研究会) https://sites.google.com/site/kansaisocpsy/
Date:2019/12/06 (Fri)
2019年度第3回 名古屋社会心理学研究会 (NSP)
開催のお知らせ
前略
平素よりお世話になっております。
2019年度第3回NSPを下記の要領で開催いたしますので、
ご案内させていただきます。ご多忙中のこととは存じますが、
多くの方にご参加いただけたら幸いです。
また、研究会終了後にお食事会を開催いたします。ぜひ、みなさまに
ご参加いただければと存じます。お食事会へのご参加を希望される方は、
胡 (socialpsychology758@gmail.com) までご連絡いただけますと幸いです。
または、当日お食事会の申し込み用紙を回覧いたしますので、
ご参加いただける方はご記入くださいますよう、お願い申し上げます。
草々
★日時・場所
2019年12月14日(土)15:00−17:00
名古屋大学教育学部2F 第3講義室
★発表者
石井敬子氏(名古屋大学情報学研究科)
★タイトル
感情認識の文化・社会生態学的要因による影響
★概要
日常のコミュニケーションにおいて、相手が何を言っているかのみならず、
非言語的な情報、例えば相手の表情、声のトーン、ポーズ等の理解が不可欠である。
発表者はこれまでそのような非言語的な情報に含まれる感情の認識に着目し、
そのような感情認識に当該の文化において日常的な慣習や社会生態学的な
要因がどのような影響を与えるのかについて調べてきた。本発表ではその
一連の成果について紹介する。
古橋 健悟(名古屋大学大学院教育発達科学研究科博士後期課程)
〒464-8601 名古屋大学大学院教育発達科学研究科
社会心理学研究室
E-mail: socialpsychology758@gmail.com
WEB: https://sites.google.com/site/socipsych758/
Date:2019/11/30 (Sat)
名古屋哲学フォーラム2019冬のお知らせ
下記のように名古屋哲学フォーラム2019を開催します。ふるってご参加ください。
テーマ:『<概念工学>宣言!――哲学×心理学による知のエンジニアリング』
(名古屋大学出版会、2019)合評会
(合評会とは、書籍についてコメンテーターが批判を行い、編著者が
それに答えるというようなことをする会です。)
今年度の名古屋哲学フォーラムでは、社会心理学と哲学のコラボレーション
によって「概念工学」という新しい学問領域を立ち上げようという野心的な
著作である『〈概念工学〉宣言!』の合評会をします。
海外でもConceptual Engineeringは話題になっていますが、本書の「概念工学」は
それと比べて概念づくりと工学とのアナロジーと学際性を強調したものと
なっています。本書の編者によると、概念は人々の幸福に深くかかわる
人工物であり、概念工学とは、有用な概念を創造・改定することを目指す
学際的な学問領域だそうです。心理学―とくに社会心理学―と哲学は共に
概念の本性とその理解・使用に関心を寄せてきたという経緯があり、本書は
その協働により概念の基盤、必要性、課題、可能性を提示することと試みています。
概念工学に関する問いを抽象的なレベルで議論するだけでなく、「心」「自由意志」
「自己」という具体例を社会心理学と哲学の一線の研究者が検討しているのが
特徴です。この検討においては、従来の社会心理学と哲学の探究目的、
探究方法、基本的想定にある共通性と差異を明るみにだし、それに対する
反省の下に新たなアプローチを進めようという、科学哲学的・メタ哲学的な
営みがなされています。上記のプロジェクト―あるいは、さらに広く(社会)
心理学と哲学―の意義と展望について興味を持たれた方は、ぜひ合評会に
ご参加ください。
名古屋大学出版会ウェッブサイトにおける『概念工学宣言!』のHP(http://www.unp.or.jp/ISBN/ISBN978-4-8158-0941-6.html)
日時:2019年12月22日(日)14:30-17:40
会場:南山大学R棟56教室 南山大学へのアクセス https://www.nanzan-u.ac.jp/Information/access.html
南山大学のキャンパスマップ https://www.nanzan-u.ac.jp/CMAP/nagoya/campus-nago.html
提題者とコメンテーター:
提題者:唐沢かおり、戸田山和久
コメンテーター:松井隆明、山口尚
プログラム:
14:00 受付開始
14:30- 趣旨説明
14:35- 編著者による『〈概念工学〉宣言!』の内容、構成、狙いについての概説(唐沢かおり、戸田山和久)
15:00- 二人の評者によるコメント
山口尚(25分)+松井隆明(25分)
15:50- 休憩
16:00- 議論
17:40 閉会
今回の名古屋哲学フォーラムは、科学研究費補助金(基盤(B))哲学的知識の
本性と哲学方法論に関するメタ哲学研究(代表者 鈴木貴之:研究課題番号
16H03347)の研究活動の一環として実施されています。
お問い合わせは以下にお願いします。
鈴木 真(suzuki.makoto@g.mbox.nagoya-u.ac.jp)
Date:2019/11/24 (Sun)
12月のKSP例会と忘年会幹事を担当させていただくことになりました、
関西大学社会学部の池内裕美と申します。今年最後のKSP。しかも
忘年会を兼ねての懇親会に今から重圧を感じておりますが、有意義な
例会となるよう尽力いたします。師走の慌ただしい時期ではありますが、
皆さま、どうぞよろしくお願いいたします。もちろん忘年会のみの
ご参加も大歓迎です(詳細後述)。
【日時】 2019年12月21日(土) 14:30〜17:00
【場所】 関西大学 梅田キャンパス 6階(601)
※スターバックスの上です。
【アクセス】 https://www.kansai-u.ac.jp/global/guide/access_umeda.html
阪急電鉄「大阪梅田」駅下車徒歩5分。JR「大阪」駅下車徒歩8分。
阪神電鉄「大阪梅田」駅下車徒歩11分。地下鉄御堂筋線「梅田」駅下車徒歩6分。
谷町線「東梅田」駅下車徒歩9分。四つ橋線「西梅田」駅下車徒歩13分。
※下記には阪急・大阪梅田駅とJR・大阪駅からのルートマップが掲載されています。
http://www.kansai-u.ac.jp/umeda/access/
【発表者】 池内 裕美(関西大学社会学部)
【タイトル】
「カスハラ」って何?:苦情・クレーム問題を社会心理学的視点から考察する
【概要】
「カスハラ」という言葉をご存知でしょうか。現在、日本に40種類以上
あるとされるハラスメントの一種、「カスタマー・ハラスメント」
(customer harassment)の略称で、簡単にいうと「消費者からの過剰な
クレームや嫌がらせ」を意味します。カスハラ…。多くの人は、この表現に
少なからず違和感を持たれるのではないでしょうか。実のところ、私も未だ
釈然としていません。しかし近年、メディアがこぞって「カスハラ」という
名称を使用し始めたおかげで、苦情やクレーム行動に対する世の中の関心が
急速に高まったのも事実です。ちなみに世の関心の矛先は、大きく分けると2点。
理不尽な悪質クレームの実態と、それに伴う従業員たちの疲弊の状態に
向けられるといえます。
今回は、こうした苦情をめぐる諸問題について心理学的視点から考察します。
具体的には、“なぜ今、悪質クレームが増加したのか”、“どのような人が、
なぜクレームを訴えるのか”、“対応する従業員にはいかなる問題が起きて
いるのか”などについて、「コミュニケーション」や「感情労働」といった
キーワードを軸に検討します。なお、本報告では、少数の実証研究を深掘り
して紹介するというよりは、私自身がこの15年間、断続的に取り組んできた
数々のインタビュー調査や実証研究から得た成果を、話の流れに応じて
掻い摘んで取り上げたいと思います。そして、これら苦情研究を通して
見えてきた上記の“問題”に対する私なりの“答え”を紹介する予定です。
とはいえ、苦情に関する学術的研究は未だ少なく、私自身まだまだ手探りの
部分もあるため、穴やほころびも多々あるかと思います。苦情研究の今後の
発展のためにも、多くの方々からご意見やご助言等を頂戴できればありがたく
存じます。ご多忙の折とは存じますが、お時間が許すようでしたら、足を
お運び頂ければ幸いです。
【懇親会(忘年会)】
研究会終了後、18時から阪急・大阪梅田駅付近で
忘年会を兼ねての懇親会を開催したいと思います。
ご参加いただける方は、恐れ入りますが「12月18日(水)」までに、
下記のメールアドレスにご連絡いただければ幸いです。
もちろん懇親会のみのご参加も大歓迎です。
その際、事前にご連絡を頂ければ会場をお伝えさせて頂きます。
研究会共々、多くの方のご参加を心よりお待ちしております。
【問合わせ先】 池内裕美 (ikeike@kansai-u.ac.jp)
******************************************************************
今後のKSPの予定です。
1月 阿部晋吾先生(関西大学)
2月
3月 加藤潤三先生(立命館大学)
KSP(関西社会心理学研究会) https://sites.google.com/site/kansaisocpsy/
******************************************************************
Date:2019/11/19 (Tue)
※複数のメーリングリストに情報配信依頼をしております.
重複して受け取られた場合は,ご容赦ください.
電子情報通信学会ヒューマンコミュニケーション基礎(HCS)研究会
2020年3月研究会 発表募集
[概要]
テーマ:スポーツとコミュニケーション,および一般
開催日:2020年3月4日(水),5日(木)
場所:専修大学生田キャンパス 〒214-8580 神奈川県川崎市多摩区東三田2-1-1
https://www.senshu-u.ac.jp/access.html
[スケジュール]
・エントリー期限:2020年1月13日(月・祝) (題目,概要,発表者の登録)
・研究会技報用原稿締切:2月12日(水)(予定) (原稿6ページまで)
[ご案内]
HCS研究会では,人のコミュニケーションの活動の解明に関する基礎研究から,
人や社会を幸せにするコミュニケーションのあり方や方法の探求に関する
応用研究まで幅広いテーマを扱っています.
HCS3月研究会は,専修大学生田キャンパスで開催いたします.
今回の研究会のテーマは「スポーツとコミュニケーション,および一般」と設定します.
2019年から2020年にかけて,国内でスポーツの大きなイベントが続いています.
今回はスポーツに焦点を当てて,研究を募集いたします.
試合中の選手間のコミュニケーション分析,選手の動作解析,
指導法に関する取り組みなど,スポーツの様々な側面からの研究発表を歓迎いたします.
また,スポーツとコミュニケーションに関わる研究をはじめとして,その他幅広く
ヒューマンコミュニケーション一般に関わる研究発表と議論を行います.
[招待講演]
大北碧氏 (専修大学・日本学術振興会) に,
人と馬のインタラクションに関する講演をしていただく予定です.
[発表申込方法]
以下の発表申込システムをご利用下さい.
(システム設定後,URLを貼り付ける)
[参加費]
発表費,参加費,聴講費は無料です.
予稿集 2200円 (事前オンライン販売) / 2500円 (当日現金支払い)
[子連れ参加について]
HCS研究会では,発表者/聴講者の子連れ参加促進のトライアルを行っています.
遠慮なく,お子様連れでご参加ください.セッション中に会場に同行いただいてかまいません.
費用や事前申請も必要ありません.
他の参加者におかれましては,温かいご理解とご協力をお願いいたします.
[問い合わせ先]
金沢工業大学 渡邊伸行(HCS研究会幹事)
E-mail : n-watanabe[at]neptune.kanazawa-it.ac.jp
常磐大学 木幸子(HCS研究会専門委員)
E-mail : takagi[at]tokiwa.ac.jp
※追記
2020年1月25日(土),26日(日)には,J:COMホルトホール大分にて,
「コミュニケーションの心理とライフステージ,および一般」をテーマとした研究会を行います.
発表プログラムは以下を御覧ください.
https://bit.ly/357M1Os
◆日本心理学会・幼児言語発達研究会 共催,日本社会心理学会 協賛
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中西印刷株式会社学会部・日本グループ・ダイナミックス学会担当(jgda(at)nacos.com)まで。(at)を@に変えてください。
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