Date:2014/01/25 (Sat)
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** 日本学術会議ニュース・メール ** No.436 ** 2014/1/24
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◇ 公開シンポジウム「法の世界とジェンダー司法と立法を変えることはできるのか?」の開催について(ご案内)
◇ UNESCO 統計研究所(カナダ、モントリオール)所長職の公募について
◇ JST社会技術研究開発センター主催シンポジウムの開催について(ご案内)
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公開シンポジウム「法の世界とジェンダー司法と立法を変えることはできるのか?」の開催について(ご案内)
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(開催趣旨)
司法改革にジェンダー視点が欠如しているという問題意識の下に、今世紀に
入ってから、法の世界における性差別と人権侵害をなくすためのさまざまな試みが続けられてきた。法学分野の学会でも、研究者と実務家が個々の経験的営みを交流しつつ、ジェンダーの視点にたつ理論的な研究を深めてきた。いくつかの法科大学院では、ジェンダーに敏感な法曹を育てるための努力が重ねられてきており、実務の分野でも、ジェンダー平等を託す裁判への取組が司法の場で新しい展開をとげるという例がみられる。弁護士会の男女共同参画への地道な取組みも、この10年あまりの間に、法の世界に確実な変化をもたらしたといえよう。しかし一方、法の世界のジェンダー主流化という観点からみると、他の国に比較して日本では、その進展がきわめて遅いと、常に批判されている。
果たして、日本の司法や立法は、ジェンダー主流化という要請にどこまで応えられているのだろうか。ジェンダー関連の法改正、法学専門教育にジェンダー視点を導入する試みは、いったいどこまで実を結びつつあるのか。司法におけるジェンダー・バイアスに歯止めをかけることは、果たして可能なのだろうか。
このシンポジウムでは、ほぼ10年の変化を分析しながら、法の世界をめぐる現状をジェンダー視点から検証したい。
◆日 時:平成26年2月15日(土)13:00〜17:00
◆会 場:日本学術会議講堂(地下鉄千代田線乃木坂駅前)
プログラム
開会挨拶・趣旨説明
浅倉 むつ子(日本学術会議第一部会員、早稲田大学教授)
報告 13:05〜14:55
1 法の世界におけるジェンダー主流化
後藤 弘子(日本学術会議第一部幹事、千葉大学教授)
2 「女性に対する暴力」と法の世界
戒能 民江(日本学術会議第一部会員、お茶の水女子大学客員教授)
3 婚外子差別をめぐる裁判
榊原 富士子(弁護士、早稲田大学教授)
4 法科大学院におけるジェンダー法講義の経験から
角田 由紀子(日本学術会議特任連携会員、弁護士)
5 ジェンダー法学教育の現状と可能性
二宮 周平(日本学術会議連携会員、立命館大学教授)
三成 美保(日本学術会議連携会員、奈良女子大学教授)
コメント 15:10〜15:40
上野 千鶴子(日本学術会議第一部会員、立命館大学教授)
井上 達夫(日本学術会議第一部会員、東京大学教授)
討論 15:40〜17:00
閉会挨拶
井野瀬 久美惠(日本学術会議第一部会員、甲南大学教授)
司会
辻村 みよ子(日本学術会議第一部会員、明治大学教授)
古橋 エツ子(日本学術会議連携会員、花園大学名誉教授)
※ 一般公開。事前申し込み不要。参加費は無料。詳細については、
以下のURLを御覧ください。
http://www.scj.go.jp/ja/event/index.html
【お問い合わせ先】
武田 万里子 (日本学術会議連携会員、津田塾大学教授)
E-mail:takeda@tsuda.ac.jp
紙谷 雅子 (日本学術会議連携会員、学習院大学教授)
E-mail:masako.kamiya@gakushuin.ac.jp
日本学術会議事務局第一部担当 嶋津(TEL:03-3403-5706)
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UNESCO 統計研究所(カナダ、モントリオール)所長職の公募について
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カナダのモントリオールに所在しているUNESCO統計研究所において、所長
ポストがカナダ国内外に公募されております。在UNESCOの日本代表部参事官
より、日本学術会議のネットワークでも周知いただければとの示唆を受け、
本内容をご参考までに送付させていただきます。
標記の件の概要は下記をご参照ください。
1.締切
平成26年3月13日(木)(パリ時間、深夜)まで
2.必要要件
(1)教育:統計学、数字に関連する学術分野(人口学、経済学、数学など)、
教育学、統計学の応用要素をかなり含んだ社会科学における
高等学位取得者。
(2)職務経験:国際レベルでのシニア・エグゼクティブクラスの経験を
含む国内外における最低15年の統計学マネジメントの
実務経験を有すること。最低限10年の国際プログラムの
企画及びマネジメントに関する認められた経験を有すること。
他
(3)技能・能力:リーダーシップ及びマネジメントの認められた技能、幅広い
知識と確かな分析能力を有すること。
プログラムの拡充に関する監督及び資金調達を含む戦略的計画
やマネジメントの能力を有すること。
統計、統計関係出版物やサービスに関する重要性を守る説得力
及びUNESCOの有する権限の中で統計開発ニーズを明確に発言
する能力を有すること。他
(4)言語:英語又は仏語に関する秀でた知識。第2言語に対する申し分ない知識
3.望ましい要件
(1)教育:博士号は有利資産となる。マネジメントに関するコース、学位、
ディプロマも資産である。
(2)職務経験:多文化環境下での職務で得られたプロフェッショナルな経験を
有していることは資産となる。他
(3)技能・能力:正しく安定した判断・決断の技能。ネットワークコンピュータ
及び一般的アプリ及び特定アプリ(ソフトウェア)の使用に
関する能力を有していること 他
(4)言語:国連公用語(アラビア語、中国語、ロシア語、スペイン語)に関する
職務上の知識を有していることは資産となる
4.留意点
UNESCOは禁煙推進組織であることに留意してほしいとの留意点がございます。
5.その他(待遇など)につきましては、UNESCOホームページにてご確認ください。
UNESCOホームページ公募要領
https://careers.unesco.org/careersection/2/joblist.ftl
から、DIRECTOR, UNESCO INSTITUTE FOR STATISTICS - 1CAUIS0001ST (D-2)をクリック。
ご関心のある方におかれましては、上記ホームページからのオンライン申請にて直接
ご応募をいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
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JST社会技術研究開発センター(RISTEX)
コミュニティで創る新しい高齢社会のデザイン
【1】第3回領域シンポジウム
【2】平成22年度採択プロジェクト 成果報告シンポジウム
http://www.ristex.jp/korei/03event/sympo3/outline.html
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平成22年度よりスタートした「コミュニティで創る新しい高齢社会のデザイン」
研究開発領域も、発足から4年が経ちました。
全3回の公募により17件の研究開発プロジェクトを採択し、高齢社会の課題
解決に向けた新しいプロトタイプを創出することを目的として活動してきました。
さらに、「コミュニティの高齢化課題解決リソースセンター」の構築を目指し、採択したプロジェクトを有機的に繋いでいくとともに、領域外で展開されている類似した活動との連携について検討を進めております。
今年度は、「第3回領域シンポジウム」と「平成22年度採択プロジェクト
成果報告シンポジウム」の2回のシンポジウムを開催いたします。
これまで取り組んできた活動成果をできるだけ多くの方々と共有し、新たな高齢社会のデザインにどのように取り組むべきかを、みなさまとの意見交換を通して一緒に考えて参りたいと思います。
2月11日の第3回領域シンポジウムには、株式会社三菱総合研究所 理事長の小宮山 宏氏をお招きし、『日本「再創造」−活力ある長寿社会へのイノベーション−』と題してご講演いただきます。
本領域で検討を進めているリソースセンター構想に対しても、示唆に富む
お話をうかがえると期待しております。
あわせて、平成23、24年度に採択した11のプロジェクトの取り組みや成果も
ご報告いたします。
また、平成22年度に採択した4プロジェクトは、今年度終了を迎えました。
3月7日に開催する平成22年度採択プロジェクト 成果報告シンポジウムでは、
各プロジェクトの3年間にわたる精力的な活動の成果をご報告いたします。
高齢社会の課題に取り組む多くの方々に各プロジェクトの取り組みを知っていただき、成果の活用・展開や今後の社会実装に向けて、ご意見をいただきたいと考えております。
多くのみなさまのご参加を心よりお待ち申し上げております。
【1】第3回領域シンポジウム
[日時]:平成26年2月11日(火・祝) 13:00〜18:00(開場12:30)
[概要]:基調講演 小宮山 宏氏(株式会社 三菱総合研究所 理事長/
プラチナ構想ネットワーク 会長/東京大学 総長顧問)
平成23、24年度 採択プロジェクト 成果報告
[会場]:日経ホール(地下鉄「大手町駅」下車C2b出口直結)
http://www.nikkei-hall.com/access/index.html
[参加費]:無料(定員600名)
【2】平成22年度採択プロジェクト 成果報告シンポジウム
[日時]:平成26年3月7日(金) 13:30〜18:30(開場13:00)
[概要]:平成22年度採択プロジェクト(平成25年度終了) 成果報告
[会場]:日経カンファレンスルーム(地下鉄「大手町駅」下車C2b出口直結)
http://www.nikkei-hall.com/access/index.html
[参加費]:無料(定員300名)
【1】・【2】共通
[主催]:(独)科学技術振興機構 社会技術研究開発センター
[詳細・お申し込み]:Webサイトをご覧ください。
http://www.ristex.jp/korei/03event/sympo3/outline.html
[お問い合わせ]:「コミュニティで創る新しい高齢社会のデザイン」
平成25年度シンポジウム事務局 (株)日経ピーアール内
〒101-0047 東京都千代田区内神田1-6-10
Tel:03-6812-8673(受付時間 平日10:00〜17:00/土日祝日をのぞく)
Fax:03-6812-8649
E-mail: korei-sympo3@nikkeipr.co.jp
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日本学術会議ニュースメールは転載は自由ですので、関係団体の学術誌等への転載や関係団体の構成員への転送等をしていただき、より多くの方にお読みいただけるようにお取り計らいください。
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発行:日本学術会議事務局 http://www.scj.go.jp/
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Date:2014/01/25 (Sat)
日本学術会議会員、連携会員及び協力学術研究団体各位
第14回アジア学術会議マレーシア会合国際シンポジウム
「Future Earth:Research for global sustainability and a holistic
understanding of sustainable development of Asia」
論文募集(Call for Papers)について(ご案内)
日本学術会議会長 大西 隆
■趣 旨
2014年6月に開催を予定している第14回アジア学術会議では、「Future
Earth:Research for global sustainability and a holistic understanding
of sustainable development of Asia」をテーマとし、「DYNAMIC PLANET」、
「GLOBAL DEVELOPMENT」、「Transformation Toward Sustainability」をサブ
テーマとして国際シンポジウムを開催いたします。
このテーマのもと、シンポジウム主催者であるマレーシア科学アカデミー
(ASM)では、世界的な持続可能性とアジアにおける貧困の軽減のための科学
的研究の成果について広く論文を募集致します。公募した論文につきまして
は、審査の上、第14回アジア学術会議国際シンポジウムの機会に発表・議論
の場を提供致します。
※第14回アジア学術会議の開催案内については、以下のURLをご覧ください
→ http://www.scj.go.jp/ja/int/sca/index.html
■スケジュール
2014年1月30日: 論文要旨(Abstract)提出期限
2014年3月15日: 審査結果通知(Notification of acceptance of abstract)
2014年4月30日: 論文(Full Paper)提出期限
※論文募集(Call for Papers)の詳細については、以下のURLをご覧ください
→ http://www.14thscaconference.com/index.html
※ご応募いただいた結果として本シンポジウムに参加することになった場合、旅費等は個人負担となります
■第14回アジア学術会議マレーシア会合国際シンポジウム
日 程:2014年6月18日〜19日
会 場:Istana Hotel(クアラルンプール、マレーシア)
主 催:マレーシア科学アカデミー (Academy of Science Malaysia),
マレーシア科学技術イノベーション省(Ministry of Science, Technology and Innovation),マレーシア環境開発研究所(Institute for Environmentand Development (LESTARI)ほか
■論文募集(Call for Papers)に関する情報・お問い合わせ先
Academy of Science Malaysia(ASM)
E-mail:suzilah@akademisains.gov.my
hazrul@akademisains.gov.my
日本学術会議事務局(国際委員会アジア学術会議分科会 担当)
E-mail: sca@scj.go.jp
Date:2014/01/23 (Thu)
日本グループ・ダイナミックス学会第61回大会は、2014年9月6日(土)、7日(日)に東洋大学白山キャンパスにて、安藤清志準備委員長のもと開催されます。第1号通信等お知らせは2月中にお手元に届く予定です。次年度の予定にお加えいただき、ふるってご参加、ご発表よろしくお願いいたします。
広報担当 北村 英哉(関西大学)
Date:2014/01/22 (Wed)
各位
(重複してメールを受け取られた際にはどうかご容赦ください)
名古屋大学の清河と申します。
電子情報通信学会ヒューマンコミュニケーション基礎(HCS)研究会・ヒューマン
情報処理(HIP)研究会は,ヒューマンインタフェース学会コミュニケーション支援研究会と連催で,下記の研究会を開催します。
多くのみなさまのお申込みをお待ちしております。奮ってご応募下さい。
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ヒューマンコミュニケーション基礎(HCS)研究会・ヒューマン情報処理(HIP)研究会
2014年5月研究会
【テーマ】「コミュニケーション支援」「コミュニケーション一般」「ヒューマ
ン情報処理一般」
【日 時】2014年5月29日(木), 30日(金)
【場 所】沖縄産業支援センター
http://www.okinawa-sangyoushien.co.jp/
【申込締切】2014年3月7日(金)
【原稿締切】2014年4月24日(木)
【注意】原稿枚数は6ページまで
【発表申込み先】
下記研究会発表申込みシステム
http://www.ieice.org/ken/program/index.php?tgid=HIP
からお申込みください.
「申込み研究会」の欄は,ご希望により,ヒューマン情報処理研究会(HIP)
またはヒューマンコミュニケーション基礎研究会(HCS)を選択してください.
【お問い合わせ】
清河幸子 (名古屋大学・HIP研究会幹事補佐)
kiyokawa.sachiko@b.mbox.nagoya-u.ac.jp
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Date:2014/01/18 (Sat)
東京未来大学の鈴木公啓です。
公益社団法人日本心理学会よそおい・しぐさ研究会のお知らせです。
第16回の開催が決定しましたので,その詳細をご案内いたします。今回は,京都での開催となります。
第15回からあまり日程が空いておりませんが,皆様の御参加をお待ちしております。
■公益社団法人日本心理学会よそおい・しぐさ研究会(YS研)第16回のおしらせ
第16回 「化粧する」ことに対する意識変化―1990年代から2000年代の少女向け雑誌からの考察
◆企画趣旨
1990年代から2000年代にかけて、「少女が化粧する」ことに対する意識は大きく変化した。本発表では、その意識変化に大きく影響したものとして少女向け漫画雑誌を考察対象とし、作品内での化粧表現や、付録やプレゼントに登場する化粧品の変化について述べたい。
◆話す人
小出治都子(立命館大学アート・リサーチセンター客員研究員)
◆日時
2014年2月21日(金)14:00〜16:00
◆場所
立命館大学朱雀キャンパス 209教室
◆参加方法
参加費は無料です。
なお,参加の場合は,事前にご連絡いただけると助かります。
◆主催
公益社団法人日本心理学会よそおい・しぐさ研究会
◆第16回研究会申込先
木戸彩恵(第16回担当)
ayae310[at]gmail.com([at]を@にして下さい)
◆研究会URL
http://www.nurs.or.jp/~suzuki_psychology/ys.html
Date:2014/01/18 (Sat)
このたび,神戸学院大学人文学部では実習助手(任期付)1名を公募します。つきましては、貴機関関係者にご周知くださいますようお願い申し上げます。
公募期間は、以下に記載の通りです。
■実習助手(任期付):2014年2月5日(水)(必着)です。
詳細につきましては、下記ページをご参照ください。
■実習助手(任期付)1名
<http://www.kobegakuin.ac.jp/adoption_staff/assistant/264jinjy.html>
問い合わせ先:
電子メールでお願いします。
神戸学院大学 人間心理学科実習助手公募担当 秋山 学
電子メール:<jinji2013@human.kobegakuin.ac.jp>
**************************************************
神戸学院大学 人文学部 人間心理学科
秋山 学 <akiyama@human.kobegakuin.ac.jp>
〒651-2180 神戸市西区伊川谷町有瀬518
Fax 078-974-6142
Date:2014/01/18 (Sat)
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第408回KSP(関西社会心理学研究会)のお知らせ
2月のKSP例会を下記のとおり開催いたします。
多くの皆様にご参加いただけますよう、お願い申し上げます。
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皆様
第408回KSPでは、神戸大学の大坪が発表させて頂きます。
【日時】
2014年2月8日(土) 14:30〜17:00
【発表者】
大坪庸介(神戸大学文学部)
【発表題目】
仲直りの進化社会心理学
【概要】
社会で他者と関わりながら生きていくかぎり、他者との葛藤は避けることができません。幸いにして、このような対人的葛藤の多くは、仲直りのプロセスを経て関係解消にいたず解決されています。実際、ちょっとした葛藤が原因で多くの関係が解消されるとしたら、私たちの社会生活はとても困難なものになると考えられます。つまり、仲直りの適応的な意義は、大切な人間関係を簡単に失わないようにすることにあると考えられます。霊長類学者のdeWaalは、この考え方をValuable Relationships Hypothesis(大切な関係仮説)と呼び、多くの霊長類で関係維持のための仲直り行動があることを報告しています。
大切な関係仮説は、近年、進化社会心理学者のMcCulloughによりヒトにも拡張され検証されています。McCulloughのグループは、特に被害者側に着目し、赦しを引き出す要因が進化論的な予測と一致することを示しています。発表者である大坪は、加害者の謝罪に着目し、研究を進めてきました。この発表では、これら二つの流れの研究が、相互に補完的であることを示し、それが対人葛藤の解決にどのような含意をもつかを議論したいと思っています。
【場所】
神戸大学文学部 1F 学生ホール
阪急六甲駅、JR六甲道駅、阪神御影駅のいずれかの駅から、神戸市バス36系統鶴甲団地行(または鶴甲2丁目止まり)に乗車し、
「神大文理農学部前」で下車、目の前の入り口をまっすぐお進みください。突き当りの建物が文学部です。
http://www.kobe-u.ac.jp/guid/access/rokko/rokkodai-dai2.html
※当日は「正面玄関のみ」開錠されています。
【懇親会】
研究会終了後、阪急六甲駅付近で懇親会を開催したいと思います。
当日、ご希望をうかがう予定です。
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今後のKSPの予定です。
3月 浦 光博先生 (追手門学院大学)
KSP(関西社会心理学研究会) https://sites.google.com/site/kansaisocpsy/
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Date:2014/01/18 (Sat)
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** 日本学術会議ニュース・メール ** No.435 ** 2014/1/17
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◇ 学術フォーラム「福島第一原発事故にともなう放射線健康不安の精神的影響の
実態と地域住民の支援」の開催について(ご案内)
◇ 平成26年度「消防防災科学技術研究推進制度」研究開発課題の公募について
◇ 合意形成学国際プログラム(IPCOB)セミナーの開催について(ご案内)
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学術フォーラム「福島第一原発事故にともなう放射線健康不安の精神的影響の
実態と地域住民の支援」の開催について(ご案内)
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1 主 催 日本学術会議
2 開催日時 平成26年2月15日(土)13:00〜17:00
3 開催場所 公立大学法人福島県立医科大学大講堂(福島県福島市光が丘1番地)
4 趣 旨 福島第一原発事故にともなう放射線の健康影響への不安に加えて、生活や将来に関して多くの不安を抱えている。このような不安の中で人々が健康に、自分らしい生活を生きることをどう支援することができるのかについて、さまざまな立場から議論を行う。
5 次第等(予定)
【コーディネーター】
川上 憲人(日本学術会議連携会員、東京大学教授)
安村 誠司(日本学術会議連携会員、福島県立医科大学教授)
・福島第一原発事故に対する日本学術会議の活動
春日 文子(日本学術会議副会長)
・原子力発電所事故がもたらす精神的影響(逐次通訳あり)
Evelyn J Bromet(米国ニューヨーク州立大学特別教授)
・3.11後の放射線健康影響情報への不信とその要因
島薗 進(日本学術会議第一部会員、東京大学名誉教授)
・県民健康管理調査からみた避難者のこころの健康問題
矢部 博興(福島県立医科大学教授)
・福島プロジェクト:放射線ストレスへの心理支援
秋山 剛(NTT東日本関東病院精神科部長)
・話題提供 地域の現場からみた福島県被災者の多様な不安と困難
草野 つぎ(福島県会津保健福祉事務所専門保健技師)
6 その他
・参 加 費 無料
・申し込み 当日先着順、不要
・問い合わせ先 日本学術会議事務局企画課学術フォーラム担当
〒106-8555東京都港区六本木7-22-34
電話: 03-3403-6295/FAX: 03-3403-1260
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平成26年度「消防防災科学技術研究推進制度」研究開発課題の公募について
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この度、消防防災分野における競争的研究資金制度である「消防防災科学技術研究推進制度」について、平成26年度の研究開発課題の公募を開始することといたしました。
本制度は、公募の形式により消防機関が直面する課題の解決に向けて、高い意義が認められる提案者に対して研究を委託し、国民が安心・安全に暮らせる社会を実現するものです。
対象となる研究課題については、消防防災活動や予防業務における消防機関のニーズを反映した、特に緊急性・迅速性を求められる自然科学、人文・社会科学等に係る研究課題を対象といたします。詳しくは下記をご覧ください。
1.募集期間
平成26年1月6日(月)〜平成26年2月7日(金)12時まで
2.対象となる研究開発課題
(1)テーマ設定型研究開発課題:消防庁があらかじめテーマを設定したもの
研究実施期間:1年間、2年間又は3年間で対象とする技術
ごとに設定する目標時期までに、所要の成果
を達成出来る期間
(2)テーマ自由型研究開発課題:テーマ設定を含め、提案を受け付けるもの
研究実施期間:原則1年間(実用化や現場への導入につい
て、消防機関のニーズが存在するものは2年間)
3.応募方法
公募要領に従い、府省共通研究開発管理システム(e-Rad)により応募を
行ってください。
4.代表的な成果事例
高圧水駆動カッターの研究開発等が産学官連携推進会議において、産学官
連携推進功労者表彰(総務大臣賞)を受賞しています。
消防庁 平成26年度「消防防災科学技術研究推進制度」
http://www.fdma.go.jp/neuter/topics/houdou/h25/2512/251225_1houdou/01_houdoushiryou.pdf
公募要領
http://www.fdma.go.jp/neuter/topics/houdou/h25/2512/251225_1houdou/youryou.pdf
本制度への積極的な応募をしていただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
【お問い合わせ先】消防庁 消防技術政策室
千葉、西尾
T E L :03-5253-7541
F A X :03-5253-7533
E-Mail:y.nishio@soumu.go.jp
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合意形成学国際プログラム(IPCOB)セミナーの開催について(ご案内)
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Responsible Governance in a Complex World: A System of Systems
Engineering Design
(複雑な世界情勢下での責任あるガバナンス:System of Systems Engineering
の視点から)
※使用言語:英語
日時:平成26年2月20日(木)16:00〜17:30 (受付15:30〜)
会場:東京工業大学大岡山キャンパス 西9号館2階コラボレーションルーム)
(東急目黒線・大井町線「大岡山」駅 徒歩3分)
〔アクセス〕
http://www.titech.ac.jp/maps/ookayama/index.html
http://www.titech.ac.jp/maps/ookayama/campus/index.html
(大岡山西地区No. 27)
主催:合意形成学国際プログラム(IPCOB)
参加費:無料
講演者:Keith W. Hipel大学著名教授 (University Professor), PhD
カナダ・ウォータールー大学工学部システムデザイン工学科
PEng, DrHC, FIEEE, FRSC, FCAE, FAWRA, FINCOSE,
FEIC Centre for International Governance Innovation上席研究員
カナダ王立協会科学アカデミー・プレジデント
※Hipel教授は、特段に優れた業績をもち当該分野で現在も指導的立場にある
外国人研究者として認められ、平成24年度採択日本学術振興会(JSPS)外国人
著名研究者招へい事業の一環で来日。
講演概要:
社会や国が直面する大規模かつ複雑化した様々な問題に取り組み、責任ある
ガバナンスを目指すためのSystem of Systems Engineeringの枠組みをベースとした統合的・適応型設計アプローチを提唱する。System of Systems Engineeringの枠組みは、参加型アプローチを用いて様々なステークホルダーの価値観を反映しつつ、持続可能性や公平性、レジリアンスといった目標を達成することが可能である。
<お申込み>
参加希望の方は、Eメールの本文にお名前、ご所属(肩書き)、メールアドレスをお書きの上、profhipel.at.tokyotech@gmail.com 宛てにお送りください。定員を超えた場合には、先着順とさせて頂きますのでご了承ください。
<お問合せ>
profhipel.at.tokyotech@gmail.com
担当:合意形成学国際プログラム事務局 猪原(いのはら)、勢川(せがわ)
***当セミナーは、平成24年度採択日本学術振興会(JSPS)外国人著名研究者招へい事業の助成により開催しております***
ウェブサイト:http://www.ipcob.org/seminar-keith-2014-02-20-j.html
日本語版ポスターpdf:http://www.ipcob.org/Web-Docs-2014-02-20/keith-poster-2014-02-20-j.pdf
皆様のご参加をお待ち申し上げております。
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日本学術会議ニュースメールは転載は自由ですので、関係団体の学術誌等への転載や関係団体の構成員への転送等をしていただき、より多くの方にお読みいただけるようにお取り計らいください。
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発行:日本学術会議事務局 http://www.scj.go.jp/
〒106-8555 東京都港区六本木7-22-34
Date:2014/01/16 (Thu)
このたび、関西学院大学応用心理科学研究センター(CAPS)主催の特別企画として,東京大学の山岸俊男先生をお招きし、講演会を開催する運びとなりましたのでご案内申し上げます。
http://kg-caps.com/information/2014/01/13/yamagishi_talk/
講演者: 山岸俊男 先生(東京大学 進化認知科学研究センター 特任教授)
日時: 2014年2月19日(水) 15:10 - 16:40(終了時間は目安です)
場所: 関西学院大学上ケ原キャンパス F号館302号教室
アクセスマップ: http://www.kwansei.ac.jp/pr/pr_000374.html
タイトル: 社会と社会的:制度としての文化
概要:
人間は社会的適応環境(=安定したインセンティブ構造=他者からの予測可能な反応パターン)への適応行動を通して、その環境自体を集合的に生み出し維持している。このプロセスを社会的ニッチ構築と呼ぶ。本講演ではこの社会的ニッチ構築の観点から文化の分析を行う。人間の協力行動や利他行動を説明する理論構築が現在社会科学と生物学で進められているが、それらの理論は大きく集団淘汰説と間接互恵説(あるいは直接利益説)とに分けられる。これら二つの説から予測される行動傾向を人間が実際に有しているかどうかを検証するための実験研究について紹介し、間接互恵説から導き出される社会秩序のありかたを集団主義的秩序として、また司法制度の確立により生みだされる社会秩序のあり方を個人主義的秩序として理解し、それぞれの秩序原理の下での適応行動の性質と、そうした適応行動を促進する心理機序の性質として心の文化差を分析する。
◎学外からのご参加も歓迎します。お手数ですが事前にこちら http://bit.ly/yamagishi から参加登録をお願いします。
◎講演に関するお問い合せは、博士研究員・村山綾(murayama at kwansei.ac.jp)までご連絡ください。
◎本講演は、関西学院大学文学研究科「心理科学特殊講義」の一部として実施されるものです。
Date:2014/01/16 (Thu)
このたび東京大学大学院人文社会系研究科社会心理学研究室では下記の要領で助教を公募します。つきましては、貴機関関係者にご周知くださいますようお願い申し上げます。
記
1. 採用人員: 助教 1名
2. 業務内容: 東京大学大学院人文社会系研究科・文学部の社会心理学研究
室において,教育・研究に従事し,研究室運営ならびに学生指導を行う。また,実験実習・調査実習の授業を他の教員と共同で担当する。
3. 勤務形態: 常勤(任期あり)(勤務条件は大学の規程による)
3年間
4. 着任時期: 2014年4月1日
5. 応募資格:
@ 社会心理学またはこれに関連する博士号取得者ないし同等の研究能力を有する者。
A 日本語で研究・教育を補助する能力を有する者(ただし国籍は問わない)。
B 社会心理学実験実習・調査実習の授業を担当する能力,実験制御プログラムや研究室のコンピューター環境を管理・運用する技能を有すること。
6. 提出書類:
@ 履歴書(写真添付,書式自由。履歴書末尾に応募者について問い合わせ可能な1名の照会先の名前,住所,電話番号,メールアドレスを記載すること)。
A 業績リスト(著書・論文などに分類して記載すること)。
B これまでの研究概要と将来の研究に対する抱負(1000字)。
C 社会心理学研究手法(実験・調査,データ分析手法)に関する知識・技能,および実験制御プログラムやコンピューター管理・運用技能に関する説明書(1000字)。
*応募書類は原則として返却しない。
*審査の過程で著書・論文の追加提出を求めることがある。
7. 公募期限: 2014年1月31日(金)必着
8. 書類提出先:
〒113-0033 東京都文京区本郷7-3-1 東京大学大学院人文社会系研究科
社会心理学研究室 山口 勧 宛
(封筒に「社会心理学研究室助教応募書類在中」と朱書し,書留郵便で送付すること。応募書類は郵送でのみ受け付ける。)
附記)本件に関する問い合わせ先
東京大学大学院人文社会系研究科・文学部 社会心理学研究室
E-mail:sphisho@l.u-tokyo.ac.jp
問い合わせはE-mail とし,電話・ファクスによるものは受け付けない
研究室についての情報は,ホームページ(http://www-socpsy.l.u-tokyo.ac.jp/japanese/)を参照されたい
9. 審査要領: 書面審査のほか,面接等を行うことがある。面接にかかる旅
費は応募者の負担とする。
東京大学大学院人文社会系研究科・文学部
社会心理学研究室
Tel. 03-5841-3870
email:sphisho@l.u-tokyo.ac.jp
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中西印刷株式会社学会部・日本グループ・ダイナミックス学会担当(jgda(at)nacos.com)まで。(at)を@に変えてください。
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